ミリィ/少年は空を飛んだ (1985年/米）
・・・Fly,Fly,Fly・・・
ニック・キャッスル脚本・監督「ミリィ/少年は空を飛んだ」(1985年/米）
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ファンタジーが大の苦手のわたしが熱い涙を流した、ファンタジー・・・
「ミリィ/少年は空を飛んだ」です
この映画を思い出したのは先日紹介した「フレンズ/ポールとミシェル」
と
主人公の設定年齢が同じぐらいだったのではと記憶していたから。
父を亡くし、母と弟3人で引越しをしてきたミリィ。隣家に住むエリックも
また両親を亡くして以来、心も口も閉ざしたまま。そんなエリックに
何かと世話を焼くミリィ。そして次第にはエリックにもある変化の兆しが
・・・というお話し。
空を飛べると信じる少年とそれを信じる少女
ストーリーを説明してしまえば、ふ～ん、それで??いったいどうなるの?
止まりの映画なのですが、これが実に心洗われるんですよ
CGではなく、《特撮》で撮られたシーンは手作り感があって、今観ると
逆に新鮮。またキーボード入力が中心のコンピューターなど、様々な
光景が懐かしい。
本作は近年ではフレディ・ハイモア主演「奇跡のシンフォニー」の原案・
脚本を担当したニック・キャッスルによる監督作品なんですよ
もニック・キャッスルが監督をすれば良かったのにぃ
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出来すぎ。褒めたくない
。でもこの監督が脚本を書いた「イン・
アメリカ／三つの小さな願いごと」はとても好きな作品です
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監督・脚本家 ニック・キャッスル Nick Castle
1947年9月21日生まれ 米カリフォルニア州ロサンジェルス出身
＜主な監督作品＞
ミスター・クレイジー(1996年)
デイモン・ウェイアンズはメジャー・ペイン(1995年)
わんぱくデニス(1993年)
タップ(1989年)
スター・ファイター(1984年)
暗殺遊戯／キャンパスは凶弾のデスマッチ(1982年)
この映画のテーマはこの台詞に集約されると思いますね
Eric always dreamed of flying, so maybe if you wish hard enough
and love long enough anything's possible.
そうです、強く強く心に念じたなら、何だって叶う。《まさか》を可能に
するのは人間の心に他ならないということ。
いつまでもそんな気持ちを持ち続けたいし、その気持ちを自分以外の
場所でも大事に出来る人間ありたいですねぇ
泣けたなぁ・・・このシーン
エリックは正に夢と希望の抽象的存在であり、現実的な存在でもあるの
でしょうね。見渡せばあなたの中に隣にエリックがいるはずだよ・・・
そんな熱い想いが伝わってくる映画です。
ミリィの弟のこの上なく弟な様子が可愛い。そして「カッコーの巣の上で」
のルイーズ・フレッチャーをはじめ、ベテラン俳優たちの共演が渋い。
未見の方は是非
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ある意味、純粋というリトマス試験紙的要素を含むこの作品は、心が
くすぶった時にこそ観たい、わたしの中の永遠のファンタジーです
ストーリー
ある田舎町にミリィという少女の家族が引っ越してきた。隣家には
両親を事故で亡くして以来、自閉症になった少年エリックが住んでいた。
ミリィは、エリックがいつも屋根に上って空を飛ぶ真似をしているのを
見る。やがてミリィはエリックの心を開こうとするが。
キャスト
ルーシー・ディーキンズ、ジェイ・アンダーウッド、ボニー・ベデリア、
フレッド・サヴェージ、コリーン・デューハースト、フレッド・グウィン、
ルイーズ・フレッチャー、キャム・バンクロフト、ジェイソン・プリーストリー 他
撮影：スティーヴン・ポスター、アダム・ホレンダー
音楽：ブルース・ブロートン
特撮： リチャード・エドランド
原題：THE BOY WHO COULD FLY 約1時間48分
も飛行が印象的なイタリア映画
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