来週の、コミュニケーション力アップのための

セミナーには、多くの方にお申込み頂いているようで

ありがたいです。

アサーティブコミュニケーションに関しては

初めて本を読んだときに、目からウロコがポロポロ落ちて

実生活に随分役に立ててきたので

多くの人に伝えたい、という思いでいました。

 



こうして伝える場を頂けたことを

とてもありがたく思っています。

 

今日も1つ、実生活に役に立てた過去の出来事を

お伝えします。

 




 

以前の職場で

隣の隣の席に座っている年配の男性が

いつも仕事中に、携帯をマナーモードにせずに

机の上に置いていました。

 

相談業務だったので、

相談者と話している時に、その方の携帯が鳴ると

気が散るし、相談中じゃなくても

気が散ります。

 

 

なんとか、その方に「マナーモードにして下さい」と

申し入れしたかったのですが、10歳以上年上の方なので

言いにくい・・・・チーン

 

 

そこで、アサーティブに言いたいことを整理してみました。

 

 

事実の確認

「すみません・・・1つお願いしたいことがあるのです・・・。

 

ここに置いていらっしゃる携帯は

仕事でお使いになっているものなのでしょうか?」

 

 

相手

「いいや、違うよ」

 

事実から発生している問題

「相談中に、着信音が鳴ると

とても気になってしまって、集中できないのです」

 

私の気持ち

「集中できないので、困っているのです」

 

 

要望

「仕事の時間中は、携帯をマナーモードにして

頂くか、音が出ないようにして頂けませんか」

または、カバンやロッカーにしまっていただけませんか」

「よろしくお願いします」

 

相手の答え

「うん、わかった」

(明らかに、気分を害した表情)

 

 

 

立場としては、同じ相談員として同等だったから

年齢だけが上の方だったから

言えたことかもしれません。

 

ただ、日々の業務に支障があって

自分の中で、イライラしている気持ちを

どうにかしないといけないと思って

思い切って伝えてみました。

 

 

 

それからは、マナーモードにして下さったようで

携帯の音に悩まされなくなりました。

良かった。

 

ただし、その後、その方が旅行に行ってきた時に

配られていたお菓子は、私の机の上にはありませんでした。

 

お菓子はずし?って言うんですかね?

 

 

私の他にも、はずされている人がいたので

まあ、そういう方だったのでしょう。キョロキョロ

 

 

ちょっとしたことでも

もやもやしたままに、時間を過ごすことは

精神衛生上良くないので

伝えられるときは伝える。

 

それが無理なら、流す、忘れる、自分の視界に入れないなどの

対策をとって、引きずりません。

 

 

「言えない」のと「言わない」のは違います。

 

 

アサーティブを使った一例でした。

 

(追伸)

私がいつもいつもこんな風に出来ているわけではありませんよ。

怒りはイライラがたまってついつい

感情的になって伝えてしまうことって、よくあるんですけどねガーン