私は4歳の時から自分のことを
「貧乏くじを引かされる人」
という前提で行きて来ました。
親戚のおばさんが海外のおみやげの指輪を、私たち姪っ子たちに買って来てくれたんです。
それで、私が欲しかった指輪を、いとこのMちゃんが先にとっちゃった
私に回って来たのは残った、ババくさいデザインの一番嫌だった指輪。
本当にかわいくない。大人はかわいいと言うが、絶対嘘だ。
Mちゃんが持っているキラキラひかる指輪が私にふさわしいのに。
キラキラの指輪、Mちゃんは大人たちに「キラキラ、いいでしょ」と見せて回る。
「キラキラ、きれいね〜」とほめる大人たち。
Mちゃんがほめられればほめられるほど
私を否定されているような気がして悲しかった。
なんで私はこんな変な指輪をしなければならないんだ・・・という怒りと憤り。
この日から私は「貧乏くじを引かされる人」として、何十年も生きることになってしまったのです。
心のしくみを学んでからやっと
それは勘違いで、小さい頃のたった一度の体験から、自分はいつでもそういう人だと思ってしまっただけ…
と知ることができました。
※「貧乏くじ」という表現は、地域性なのか古い言葉なのかわかりませんが、「ハズレくじ」と同意です。
要するに、「自分だけが損をする」ことが
「貧乏くじ」を引いた状態。
今朝、起きると
この前の「★ 親に借金がバレた」事件を
起こした相手に送ったクレームメールへの返信が来ていました。
そこには
「あなたを特別扱いしてあげていたから、今回のミスが起きたんです。なので、その特別扱いは今後はしません」
という内容が書いてありました。
何?逆ギレ??
朝イチからムカつく・・・
せっかく昨夜いい気分で寝たのに。
それ、特別扱いって知らないし。
そんなこと言われたことないいし。
頼んでないし!
そっちが勝手に本当はやりたくないのに、やっていたことを、まるで私が我慢させていたかのように言われているように感じる文面んでした。
その特別対応でミスされるくらいなら、フツーでいいんんだよ。フツーで。
私は、アタリという特別扱いを求めてるんじゃなくて、ハズレを引きたくないの!貧乏くじはいやなの!!!
私にとっての特別扱いは、絶対に貧乏くじを引かされない約束をしてくれること。
アタリが欲しいんじゃない。
ハズレが欲しくないだけなの!
しかし・・・
悲しいかなこうやって
ハズレが欲しくないだけなの!
って、「ハズレ(貧乏くじ)」のことだけ考えて続けているから、潜在意識は「ハズレ」が欲しいんだなって認識する。
そして、「ハズレ」を私の願いとして、バッチリ叶えてくれる。
今朝イチのメールで私の中に根深くあった
「私は貧乏くじを引かされる人」
という前提が刺激されてしまった。
そこから、
連鎖的に他のいろいろな出来事が
貧乏くじを引かされているような気がして来てしまった。
そして、どうしようもなく辛くなってしまったから
仲間にそれを伝えてみた。
みんな温かかった、やさしかった。
そんな仲間の愛に触れて、
私の人生には最初から
アタリくじしか入っていなかった
のかもしれないなって思った。
貧乏くじは幻想だった。勘違いだった。
よく見たらぜんぶアタリくじだった。
私の人生の抽選箱には、
アタリくじしか入っていない。
これからは、そう思って生きてみようと思う。
月星キレイ
心屋塾認定講師/開運カウンセラー
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