父の思い出 3 ~宗教って何?~ | 神様と共に

神様と共に

統一教会の元シックです。
統一教会では私の神様に出会いまいた。
神はいつも私と共におられます。


(以下の文章は、私が統一教会へ導かれる前の出来事を回想したものであり、統一教会へ導かれるための序章的内容です。個人的な話なので、興味の無い方は どうぞスルーしてください)



前に書いた記事の続きです。

(この記事は「第3話」です)


私は「お父さんっ子」という訳ではなかったのですが、中学・高校くらいになると、


父と社会に起こるいろいろな問題について話すのが好きでした。




貧困の問題、核の問題、


異なる宗教間で起こる対立の問題、


ベトナム戦争のことなど。。。(ベトナム戦争は私が小学校の頃ずっと続いていました)




父もそういう話をするのが好きな人で、私にいろいろ教えてくれました。


私にとって、父は 「社会への窓」 の役割をしてくれる人でした。




ですので、当時特に知識のなかった私は、父を尊敬していました。




今思えば、父はマルクスの科学的社会主義を理論的基礎とする立場から、


いろいろな話をしてくれたようです。



そして、当時の私はそれが 「科学的社会主義」 の考え方だとは知らず、


それを全部鵜呑みにしていました。




父の言葉の中に 「宗教はアヘンである」 というものがありました。




それは、マルクスが「ヘーゲル法哲学批判・序説」という論文のなかで、


「宗教上の不幸は、一つには現実の不幸の表現であり、一つには現実の不幸にたいする抗議である。


 宗教は、悩める者のため息であり、心なき世界の心情であるとともに精神なき状態の精神である。


 それは民衆のアヘンである」


と述べた文章にある言葉でした。




マルクスは、


宗教は民衆にあきらめとなぐさめを説き、現実の不幸を改革するために立ち上がるのを妨いでいる


という意味で 「アヘン」 という言葉を使ったようです。




「宗教はアヘン」 弱者の信奉するもの…。


私の中では、そんな考えが植えつけられていきました。




◇◇◇ 続く ◇◇◇



参考記事


第1話 父の思い出 1 ~共産党は恥ずかしい!?~

http://ameblo.jp/happystella/entry-11254023452.html


第2話 父の思い出 2 ~民青の上級生に囲まれる~

http://ameblo.jp/happystella/entry-11254208147.html



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最後までお読み頂き、感謝申し上げます。



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