父の思い出 2 ~民青の上級生に囲まれる~ | 神様と共に

神様と共に

統一教会の元シックです。
統一教会では私の神様に出会いまいた。
神はいつも私と共におられます。


(以下の文章は、私が統一教会へ導かれる前の出来事を回想したものであり、統一教会へ導かれるための序章的内容です。個人的な話なので、興味の無い方は どうぞスルーしてください)


前に書いた記事の続きです。

(この記事は 「第2話」 です)



高校に入学したての4月のある日のこと。



知らない上級生の男女3人が、1年生の私の教室にやって来ました。



そして、


「ステラさん、ちょっと来て」


と、私を呼びました。



「何で知らない上級生に呼ばれたのかな???」


不思議に思いながら、教室から廊下へ出ました。



彼らは、


「民青(民主青年同盟)に入らないか。


 一緒に活動しないか」 と、


私を誘うためにやって来たのでした。



民青は、共産党の息の掛かった青年の全国組織です。



私はまだ高校へ入ったばかりでしたし、


平和運動には興味があるにはありましたが、


民青に入って活動したいとは思っていなかったので、


その申し出を断りました。



すると上級生達は、皆首を傾げました。



そして、


「お父さんに誘うように頼まれたのに、何で断るの?」 と言いました。



私はその質問には答えず、


「とにかく民青には入らない」


と頑なに断わりました。



ですので、上級生は諦めて去って行きました。



家に帰ってから父に


「学校で民青の上級生が教室まで来て、『仲間にならないか』 と言ってきたけど断わったよ」


と話をすると、父は残念がりました。



その一方で、母は喜んでいました。


共産党二世の誕生が未然に防げたので。。。



父が共産党ということで親戚から煙たがられていたのを、


小さい頃から見ていたので、


私は民青にはちょっと警戒していました。



だから、断わりました。



まぁ、これは小さな試練でしたが、


サタン側の誘いに打ち勝ったという条件になったでしょうか。(笑)



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後で聞いた話なのですが、


私を民青に誘いに来た先輩のうちの一人の女生徒の父親は、


私の父と仲が良かったそうです。



彼女の父も、私の父と同様に、日教組で共産党でした。



彼女の名前は、 「共世」 というのですが、


それは彼女の父が 「産党のになるように」 という願いを込めてつけたそうです。




今になって考えると、その名前って。。。


もし彼女の思想が変わったら、


……と考えると複雑な気持ちです。



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この時 民青入りは回避できましたが、


この後も 父と授受を繰り返すうちに、


私は父の共産主義的考え方に知らず知らずの間に染まっていきました。




◇◇◇ 続く ◇◇◇



参考記事


第1話 父の思い出 1 ~共産党は恥ずかしい!?~

http://ameblo.jp/happystella/entry-11254023452.html



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最後までお読み頂き、感謝申し上げます。



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