(以下の文章は、私が統一教会へ導かれる前の出来事を回想したものであり、統一教会へ導かれるための序章的内容です。個人的な話なので、興味の無い方は どうぞスルーしてください)
私の父は、若い時から共産党員でした。
(「でした」というのは、今はどうか分からないからです)
学生時代は、「民青」(民主青年同盟)にいたらしく、
どうやらその頃に マルクスの「科学的社会主義」 を学んだようです。
それに対して、父の父、即ち私の祖父は、「生長の家」 を信仰していました。
息子は神を否定し、父は神を信じる、という家庭でしたが、
双方とも、相手の思想を認め合って共生していたようです。
「共生していたようです」 と書いたのは、
祖父は私が幼稚園の頃に亡くなったので、
私は実際に祖父と父が共生していたのかは覚えてないからです。
でも、父と祖父は、言い争いをするようなことはなく、冗談を言い合うような仲だったそうですし、
父は祖父が亡くなった時には、男泣きに泣いた、
ということなので、「共生」 は本当のことなのだと思います。
私が小学校の時、家では地元の新聞と 「赤旗」 の2つを購読していました。
それを知っている母の実家の祖母やその家族は、
「親戚が『赤旗』を取ってるなんて知られるのは恥ずかしい。
○さん(父の名前)に、『赤旗』の購読を止めるように言ってよ」
と、度々母に言っていました。
それで私は、
「赤旗」 を購読していると、世間様に対して恥ずかしいものなのだ
ということを知りました。
「恥ずかしい」 ということは、
「共産党という党が世間から好かれてはいないのだ」
という風に、小学生の私は判断しました。
父には内緒でしたが…。
このことは後になって、統一教会へ導かれるきっかけの一つとなりました。
◇◇◇ 続く ◇◇◇
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最後までお読み頂き、感謝申し上げます。