こんばんは。ステラです。
現在、過去のことを振り返っております。
1992年4月、私は創設されたばかりの「世界平和女性連合(WFWP)」へ異動となり、自分の故郷に戻って(還故郷の摂理)、そこの教会に所属するようになりました。
現在は内部の人員構成がどうなっているかは知りませんが、「女性連合」創設当時は、古い先輩家庭のご婦人や、独身の献身者の女性や、勤労青年の女性達が集まって出発しました。
そこで、私は驚いたことがありました。
あるご婦人が祝福2世のお子様、数人と支部に来られました。
その中の一人のお子様について、当時の私のアベルは次のように言いました。
「あのお子様は、あのお姉さんのお子様で、ダウン症なのよ。
あのお子様がお生まれになって、
○○さん(日本の幹部の名前か『お父様』と言っていたか、遠い記憶で定かではありません)が、
「『親がトウゲンを晴らせなかったから、そのお子様がそのトウゲンを晴らすために生まれてきた』と仰った」と。
私のアベルは、1970年代に祝福を受けた祝福家庭(6000双よりも古い時代の家庭)で、お子様も何人かいるご家庭のお姉さんでした。
そのアベルが、そのご婦人のことを「お姉さん」と呼んだのだから、そのご婦人は私のアベルと同じ双か、もっと前の双の先輩家庭だったのでしょう。
その時、「こんな話は、こちらからこれ以上詳しく聞くものではない」と思ったので、そのご婦人について、詳しいことは聞けませんでした。。。
ダウン症の祝福2世の存在を知った当時、私は衝撃を受けました。
祝福家庭の祝福2世は、トウゲンが晴れているのだから、ダウン症のように先天的な染色体異常の病気を持って生まれてきたお子様が存在するなどとは、当然思ってもいなかったからです。
入教した頃、祝福2世について、私は次のように聞いていました。
心情的に素晴らしい子になる、
(神様を教えなくても神様の情にすっと相対できる)、
非原理の子供(祝福を受けていない両親から生まれた子供)より優秀な子になる、
ノーベル賞を受賞するような人がどんどん生まれる、
ある分野の能力がずば抜けている。と。
なのに、ダウン症の子供として生まれてくるのは「なぜ?」と思いました。
しかしながら、その時点では、その疑問を深く考えもせず、「トウゲンを晴らすためにそのお子様が生まれた」という言葉で私は納得しました。
当時の私には、祝福2世が珍しい存在でした。
しかし、現在(2012年)は、凄い数の祝福家庭が、祝福2世を誕生させていることと思います。
20年前とは比べものにならないくらい、祝福2世の数は増えていることでしょう。
だから、祝福2世でもいろんな人がいることでしょう。
そういう先天性の病気を持って生まれてくる祝福2世もいることは、現在の教会内では常識になってるのでしょうか?
教会を離れて20年目になる私には、それが今の教会内の常識なのか例外なのか、知る由もありません。
では、ダウン症のような病気を持って生まれてくる祝福2世は、本当に1世がトウゲンを晴らさなかったから生まれてくるのでしょうか?
韓日祝福を受けて韓国で家庭を持った後に離婚して日本へ帰国し、教会とは一切関係のない男性と再婚した元シックで、健常者のお子さんが生まれ、幸せに暮らしている、という方のブログを見つけました。
そのブログには、
韓国であった出来事や、
どんな経緯で日本に帰国することができたかや、
再婚後の生活のことや、
現在の気持ち
などが綴られていました。
ダウン症の祝福2世を産んだ祝福家庭のご婦人より遥かに重いトウゲンを負っているというのに、その元シック女性が、五体満足の健常者のお子さんを産んで、現在幸せに暮らしているのは、なぜでしょうか?
原理から考えると、ダウン症の祝福2世がいるご婦人より、元シック女性のトウゲンの方が重いので、今頃彼女は悲惨な家庭を築いており、どこかしら問題のある子供が生まれている筈ではないのでしょうか?
そう考えると、原理で言う「トウゲン」が本当にあるのか、という疑問が生じ、この点から見ても「統一原理」は本当に正しいのか、という疑問が残ります。