この事をブログにupするかどうか悩んだ末




やはりいつも応援して下さる皆様には




隠し事をしたくないと言う思いから




upさせて頂く事にしました。






私が最後に入院したのは2月28日~3月16日迄で




当初は2月29日~3月3・4日までの入院予定で




抗がん剤治療をして退院の予定だったのですが




その前に体調を崩し1日早い入院となり




抗がん剤治療も1週間遅れの開始となり




2度目の抗がん剤治療後の体調を見てからの




退院になったのでした。






そんな入院中のある日、私の妹が




お見舞いに来てくれたのです。




入院後まだ病室がどこかの連絡もしていなかったのに




迷う事もなく訪れた妹に「よく病室分かったね」と




言うとダーリンに電話で聞いたとの事。




それを聞いた私は病室が分からない妹が




ダーリンに電話をして聞いたのだと思ったのです。




暫くして妹が帰ったあとダーリンに




「いつ妹から電話が有ったの?」と聞くと




「俺が電話した時だよ」との返事が。




その時、私は何かおかしいと感じたのです。




私の妹とは言えダーリンと妹は




そんなに親しい訳でもなく今まで一度も




ダーリンが妹に直接電話した事も無く




そんなダーリンが妹に電話するのは




私の事以外に考えられないのです。




そう言えばそれ以外にも少し気になる事が




有ったのですが私の考え過ぎだろうと




自分を納得させていたのです。




でも、この事で私の中での疑いが確信へと変わり




ダーリンを問い詰めたのですが本当の事を




言いません。




カッとした私は「私の人生なんだよ!」




「なんで私に本当の事を言わないで勝手に決めるの」




「家族に嘘をつかれて、私はどこを見て何に向かって




頑張れば良いの」「そんなダーリンとは離婚だよ」




などと言ったのですが、しどろもどろになりながらも




本当の事を言いません。




そんな所に長男が来てくれ私は長男にも




「ダーリンが嘘をついてる」と訴えたのですが




長男は笑いながら「そんな事。じゃあ俺が




本当の事言うよ。俺にも電話有ったけど




抗がん剤治療が出来ないかもしれないって言う




電話だったよ。」って言ったのです。




でも、私には長男も嘘をついている事が




直感的に分かったのです。




私は二人と口を利かなくなり暫くすると




ダーリンは帰って行きました。




ダーリンが帰ってからはその事には触れず




他愛のない話を長男と交わし長男も




帰って行ったのでした。




長男が帰った後も考えれば考えるほど




ダーリンが嘘をついていると言う確信を




持ったのです。






翌日、いつもの様に病院に来たダーリンは




私の顔を見て静かに「こんな事してる




時間がもったいないから本当の事言うけど




ここじゃ話せないから2Fにでも行こう」って




言ったのです。




そして、二人で2Fに有る検査室の前の




誰も居ない椅子に座りダーリンから聞かされた真実は




Dr.から既にもう「年単位では考えないで下さい。」




「半年・3ヶ月・早ければ桜は見られないかも」




「悪くなると急激に逝ってしまうかも」




などと言う様な事を言われているとの事でした。




それを聞いた私は「やっぱりな」と思いました。




それと同時に、体調が悪いと言っても




激しい下痢による脱水症状くらいに考えていたのに




そんなところまで行っていたのかと言う驚きでした。




そのごDr.にもダーリンから本当の事を




全部聞いた事を伝えると「だって、旦那さんが居る時はいいけど




一人になると泣いてたりするから・・・」




と言っていました。




そう言えば病棟主治医の女医さんと話している時に




感情が高ぶって涙した事が有ったのです。




その時、家族の嘘もDr.の嘘も私の事を考えての




優しい嘘なんだなぁって思い私が知らない間




皆がどんなに辛かった事だろうと思ったのです。




でも、私は今でも本当の事を聞いて良かったと




思っています。




そして、今まで私は患者会などで余命宣告をされた方達に




「たとえDr.でもそんな事は分からないしDr.が言ってる事は




一つのデーターでしかないのだから」と言う事を




言っていたのですが、自分の事も同じ様に




思っています。




そして、そんな奇跡を起こしている方を何人も知っていますが




自分が奇跡を起こせない理由が見つからないので・・・




正直、体調が悪い時など人間ですからふと




怖くなる事や弱気になる事も有りますが




決して負けたつもりも負けるつもりもありません。






この記事を読まれて暗い気分になられた方には




本当に申し訳ありませんでした。




でも、私は明るく前を向いています。




私の家族も前を向いてくれています。




完治する事は無いと思いますが




がんとの共存しながらこれから先も




自分の為・家族の為・多くの応援して下さる方達の為




少しでも長く頑張って行こうと思います。




まずは来年の桜を見ようと思います。




そんな私達を応援して頂けるのなら




これからも宜しくお願いします。




にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ クリック ランキングに参加しています。
にほんブログ村          応援よろしくお願いします。






ペタしてね