”胃がん”になって手術を受ける前
一般的に女性は傷を気にしますが
私の場合はさほど気にする事も無く
それどころか「来年の夏には
海に行ってビキニを着る」なんて
言っていたくらいでした
それには私なりの考えがあって
身体に残る手術の痕は命をかけた
病気との闘いのしるしだと
思っているので隠す必要は
ないのではと言う思いからでした
今でもその考えにとくに変わりは
無いのですが・・・
最近それとは別に傷痕を見るたびに
感じる恐怖があるのです
日常生活で体調の良い日や
忙しくしてる日は病気の事を
あまり考えていない時が有るのですが
傷痕を見ると現実に引き戻され
自分ががん患者であることや
再発・転移の可能性が高い事への
恐怖を感じてしまうのです
手術前の私の中では手術=根治的な
思いが有ったのですが、現実は
スキルス性の胃がんでステージⅢbと
厳しい状況で自分は大丈夫と言う思いと
僅かな期間での再発・転移に対する
恐怖が正直ぬぐえないでいるのです
この恐怖は傷痕が消える事がない以上
いつまで続くか分かりませんが
自分の日々の生活に対する
戒めと受け取り前向きに健康一番の
生活を心がけていけるように
努力するしかないですね。。。
こんな恐怖もこの病気の後遺症の
一つですからもっと強くならなくては