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現在高校2年生(海外留学中)の息子が、
中1夏から中3夏まで不登校でした。
息子が不登校になってから留学するまでの経緯に興味のある方はこちらからお読み下さい。
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子どもが不登校になり、おうち生活がしばらく続くと、表情が明るくなり元気になってくる反面、生活リズムがどんどん崩れたり、学校への意欲を見せなくなる。
これ、あるあるかもしれません。
ご相談をいただく中でも、よくお聞きする話です。
不登校になってしばらくは、別室登校や放課後登校を何とか続けていたり、部活だけ参加したり、あるいは学校外の塾や習い事だけは続けていたのに、それも全部やめてしまうこと、よくあります。
我が家の息子の場合は、一気に完全不登校で、家からほとんど出ないひきこもり生活に突入しました。
それでも最初の数ヶ月は、「来週から学校に行く」なんてこと、たまに言ったりしてましたが、そのうち学校のことは全く口にしなくなりました。
こんな風に、一見、学校から遠ざかっていく子どもを見ていると、親御さんとしては心配になってしまいます。
不登校を受け入れて自由にさせてるけど、どんどん悪くなっているんじゃないの?
家が居心地よすぎるのかしら?
無理にでも学校に行かせ続けた方がよかったのかしら?
元気な様子でゲームに興じている子どもを見ると、尚更モヤモヤするし、こんな時は外野の声も胸に刺さります。
甘やかせ過ぎなんじゃないの?
生活リズムを整えて、ルールをきちんと守らせないと、本当に学校に戻れなくなるよ。
祖父母とか、ママ友とか、良かれと思って言ってくれてるんでしょうが、こういうこと言われると、ついブレそうになりますよね。
別室登校や部活をやめたり、あるいは塾をやめてしまっても、おうちでお子さんが元気にしていれば「良くなっている」と私は思います。
不登校初期は子ども自身が、学校への未練やこだわりを強く持っていることが多いです。
好きで不登校になる子どもは、めったにいません。
学校には行くべき、行けない自分はダメな子、それいう思い込み、自己否定の気持ちがあるからこそ、本当は行きたくない学校に無理に行こうとしたりします。
部活も、本人が本当に行きたくて参加しているのであれば良いのですが、辛うじて学校に繋がっていたいという思いで無理して参加していることも多いと思います。
本当は行きたくなくて辛いのに、自分の気持ちを奮い立たせながら行ってるとしたら、それは車に例えれば、プスプスとエンストしながら何とか走っているようなもの。
長くは続かないし、無理に続けることはお子さんにとって良いこととは思えません。
お子さんが学校を諦めて、こだわりを手放して、落ち着いておうち生活を送れるようになったときが、本当の意味での回復の始まりになるかもしれません。
だから、学校のことを口にしなくなったとしても、そのこと自体はあまり心配しなくて良いと思います。
決して五月雨登校や別室登校が悪いと言ってるわけではないです。
お子さん自身のペースで五月雨をやっている場合は、そのペースを尊重して、親御さんもできる範囲で協力してあげてくださいね。
ただ、五月雨や別室でも学校と繋がっていて欲しい、という親の願望はできるだけ出さないことが望ましいです。
子どもは親に見捨てられたくないという思いを強く持っているので、お母さんが頑張り過ぎると、お子さんが無理してしまう場合があると思います。
明らかに苦しそうな様子であれば、「無理しないでね」って、ブレーキをかけた方が良いかもしれません。
学校に繋がっているけど苦しそうなお子さんと、明るい不登校のお子さん。
後者の方がいいですよね。
学校へのこだわりから解放された先に、お子さんはきっと自分の道を見つけると思います。
外野の声はひたすらスルーでいきましょう。
不登校を経験していない素人さんの意見は、何の参考にもなりませんから
最後まで読んでいただきありがとうございます
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