整体へ行ってきました。
一ヶ月に一回のことですが、3週間くらい経つとパワーがなくなってくる気がします。

まず整体へ行って身体の重さを測ってもらうのですが、
重い…。

いつも、この一ヶ月で出逢った人の話、あった出来事、全部お話する。

そこから紐解いてくれることで、本当に私の気持ちが変わる。

それから、身体や潜在意識を見て貰うのですが、
急に先生が、

「お母さんとは連絡とっている?」

と、聞いて来たのです。

なぜなら今回は『母』の自己否定や自己犠牲が出てきました。

母の人生。

母の父は、毎日お酒を飲み、言い争いをする毎日。
しかし、母が中学生の時に不慮の事故で亡くなってしまいます。
それからは、母は弟二人の母親代わりとして、家事育児をします。

母の母は、とっても自分勝手な人で、
子供達をほってても旅行へ行ってしまう人。
(今は大分柔らかくなりました。)

母は、誰にも頼れない中、学校へ行きながらも、常に弟二人への責任を果たしていました。

そんな母に、父との縁談話が持ち上がります。
父の両親は、一目見て母を気に入ります。
そして、母の意思とは関係なく、とんとん拍子で結婚へ。

結婚して家に入ると、びっくり。
ゴミ屋敷だったのです…。

母は、家政婦のように毎日働き、家事育児に追われました。
遊ぶ暇もなく、父の両親に遊びに行くことも許されず、ただただ毎日家に縛り付けられました。

父の姉たちにいじめられ、母自身の弟たちにもいいように使われ…しかし、父は帰ってきません。
夜遊びは当たり前、不倫もしていました。

誰も味方がいないなか、一人で私達3人育ててきました。

その中で、祖父の癌。
入院は姉たちの許可がおりず、母が看病。
3時間おきに寝がえりを打たせる。

祖父が亡くなって、次は祖母が痴呆症が発覚。
24時間お金がないといって、騒ぎ、警察への電話。
徘徊、そして癌発覚。
また家での介護。
それは、想像を絶するものでした。

痛い痛いと言い、もう立てない状態。
しかし、痴呆症の為忘れて立ち上がる。
がりがりに痩せて白くなった祖母を見た時は、本当に何よりも怖く感じました。

祖母が亡くなり、遺産相続で姉たちはないお金を殆ど持っていきました。
そればかりか、いよいよ姉たちが私たちが住む家までも乗っ取うとしてきた時、姉が脳卒中になり、車いす生活に。

叔母さんには悪いですが、やっと平穏が訪れたと思いました。

その後、母が高熱で倒れ、寝込みました。
この時点まで溜まり貯まったのが、出たのでしょうね。

その後も、兄のこと、姉のこと、父のこと、沢山のことが母に降りかかってきました。

私は生まれてずっと
「人間ってこんなに醜くなれるんや…」
と、思う光景を見てきました。

「どうしてうちは違うんだろう?」
「誰かが笑う事はなく、いつも争いばかり。
早く家を出たい…外の世界はこんなに優しいのに…。」

そんなことを思う16年間。

「母は自由になれないの?これが人生なの?」

と。
私は、母の人生の自己否定や自己犠牲をずっと見てきました。

他の人で、こんなに大変な人生を歩んでいる人はそうそういません。

それが『母としての人生』だと思い込んでいるのかもしれませんね。

それが、母になった私の脳腫瘍に大きく影響していると。

「今回はそれを修正しました。」

と、先生がおっしゃってくれ、本当にほっとしました。

私も心の底では、なんとなく気づいていました。
でも、どう解決したらいいのか…。
考えるだけでなぜが泣けてくるのです…。
だから見えない様にしてきました。

私は母とは違う。
でも、ずっと見てきたから、他を知らないのです。

ここまで生きる気持ち0の所から、ここまで動けるようになってビジネスまで出来るようになった。

もうすぐ整体に通い始めて1年。

驚くべき変化しなかった。

これから、どう変化していくのか楽しみです。
自分のために、行動を続けること止めずに。
自分が幸せになると、周りも幸せになる。
自分の犠牲の上には、誰も幸せに出来ないから。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
とっても暑いですが、お身体ご自愛くださいね。