人生を送っていると、色んなことが起こる。
嬉しいこと
感動すること
悲しいこと
辛いこと
苦しいこと
腹が立つこと
それは全部ひっくりめて自分。
自分に起こることは、自分が呼びよせたもの。
自分が必要なもの。
「神様は乗り越えられない試練を与えない」
と、言う言葉。
この言葉を聞くと、全力でぶち当たっていって、乗り越えるというイメージ。
しかし、起こるべくして起こったことだけど、どう乗り越えても自分が考えて選んだ道を選んだ道なら、それが自分なりの「乗り越え方」だと思います。
私の場合は、脳腫瘍になりました。
治すためには?となると、
「手術が絶対必要。」
と、殆どの医師から言われました。
他の人から見ると、手術は「乗り越える」ための手段だと思うと思います。
でも、私には違いました。
私の場合、心が手術を完全に拒否。
てんかん発作はあるけど、手術をすると下半身まひ、右半身麻痺になる可能性が高いと。
そんな人生は、私の人生ではない!と全身で拒否。
だから、誰に何を言われても、初めて自分の心の声をしっかり聞き、手術をしない人生を選びました。
「逃げる」という道を選びました。
医師の声を聞くと不安になりながらも、毎日を暮らしてきました。
他人に何を言われようと、自分が選んだ道だから!と、ある意味開き直ることが出来たし、自分の想いで生きてると、やはり湧いてくるパワーが全然違いました。
なぜなら、全てを受け入れてることができたから。
「脳腫瘍」が、自分の人生について見つめ直す初めての機会を与えてくれたと思います。
そして、その時から5年ほど経ちました。
私は、進行性の脳腫瘍だったのに、進行はしていません。
その間、
自分のしたいことしかやりません。
自分が幸せって思う事が出来る様になりました。
それは、あの時神様が自分を声を聞かせるため、「脳腫瘍」という試練を与えてくれたからです。
もし、そのままぶち当たっていったら、私は粉々になっていたと思います。
私が思う何が重要というと、
自分の心の声を聞いて、自分がやりたいようにする!
自分と毎日を大切に過ごせる人になる!
と、いう事を教えに来てくれたのだと思います。
当たって砕けることも時には必要だと思いますが、本当に必要なことは自分を見つめ直すこと。
その為には、目の前に起こることは素直に受け入れること。
それがとても大事だなと思いました。
心の曇りをなくして自分らしく生きること
これが私の「試練」が教えてくれたものでした。
ここまで読んで下さり、誠にありがとうございます。
自分に起こったことを受け入れ、楽しんでいきましょうね。