商品を購入する時、
裏面を見るのが私の習慣になっている。

よく目につくのが、

「遺伝子組み換えではない」

という表記。
これを表記しなければいけない理由は、
日本に
「遺伝子組み換え食品」
が溢れているからではないだろうか。

遺伝子組換え食品とは、どういうものか、
知っていますか?

とても分かりやすく説明されたサイトを引用させて頂きます。
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◆遺伝子組み換えって何?

◇DNAと遺伝子

生物の遺伝情報を伝えるDNAというらせん状のひもがある。
その中で特定の働きをすることがわかっている部分を
遺伝子と呼ぶ。
特定の働きというのは、
簡単に言うと特定のたんぱく質を作り出すことだ。
人間が利用できそうな性質を持った遺伝子を発見し、
それを別の生物のDNAの中に組み込むのが遺伝子組み換えだ。

 

◇略称はGM、GMO

「遺伝子組み換え」は英語で“Genetic Modification”、略称「GM」だ。

GMコーン、GM大豆などの場合の「GM」は

“Genetically Modified”(遺伝子組み換えされた)

という形容詞句。

「遺伝子組み換え作物」のことは英語では

“Genetically Modified Orgasnisms”といい、

略して「GMO」と呼ばれる。

便利なので略称を覚えておくといいね。

 

◇通常の交配との違いは?

優れた品種を作り出すために、植物や動物の品種を交配させる(かけあわせる)ことを、人類は古くから行ってきた。
でも、従来の交配が同じ種(稲と稲など)、
または近縁の種(ロバと馬など)同士の掛け合わせなのに対し、
遺伝子組み換えでは、ほうれん草の遺伝子を豚に組み込んだり、サソリの遺伝子をキャベツに組み込むこともできる。

遺伝子組み換えされた魚を、
人工的に作り出された怪物フランケンシュタインになぞらえて、
「フランケンフィッシュ」と呼ぶ人もいるよ。

◇遺伝子組み換えの種類

遺伝子組み換えは、植物でも、動物でも行われていて、作物で一番多いのは、除草剤をかけても枯れないという「除草剤耐性」。

除草剤をかけると他の雑草はすべて枯れ、その作物だけが生き残るので、除草の手間が省ける、というのが謳い文句だ。

 

次が、害虫を殺す毒素を持っている「殺虫性」だ。

食べると害虫が死んでしまうため、
殺虫剤を減らせる、ということになっている。

バチルス・チューリンゲンシスという微生物の遺伝子を組み込んでいるため、その頭文字から「Btコーン」などと呼ばれている。

殺虫性とは

最近はビタミンAを強化した米(通称ゴールデンライス)や、

花粉症緩和米などというものも、

遺伝子組み換えによって開発されている。

動物では食用に認可されたものはまだないが、

通常の2倍の速さで成長するシャケがもっとも早く認可されるだろうと予測されている。

光る糸をつくるカイコなども開発されているよ。

◇組み替えの方法は?

遺伝子組み換えのための手法にはいろいろあるが、

一番多いのが「アグロバクテリウム法」だ。

アグロバクテリウムというのは土の中にいる細菌の一種で、自分の遺伝子を植物の中に組み込む能力を持っている。

「ベクター(運び屋)」として働くのは、アグロバクテリウムの「プラスミド」と呼ばれる部分(遺伝子の一種)だ。

まずアグロバクテリウムの中からを「プラスミド」を取り出す。

それを目的の遺伝子につなげる。
(遺伝子を切ったり貼ったりするには酵素を使う)

それをアグロバクテリウムの中に戻す。

アグロバクテリウムを植物に感染させることで、
プラスミドに運ばれて目的の遺伝子が植物の中に送り込まれる。

参考図版:『遺伝子組み換え(食物編)』天笠啓祐著 あべゆきえ(絵)P50 現代書館
 

でも、他の生物の遺伝子は、
本来その生物にとっては不要なたん白質を作り出す、
不要な組織であるため、なかなかうまく働かない。
それを無理やり働かせるために、
「プロモーター」と呼ぶ物質も一緒に組み込んで起動させる。
そのプロモーターが、目的の遺伝子以外の遺伝子を起動させ、
有害な物質を作り出す危険性があると指摘されている。


組み込む遺伝子自体に危険性がなくても、
遺伝子組換え技術自体が不安定なものなので、
危険なものが偶発的に生まれてしまう可能性があるんだ。

遺伝子組み換えは人類がまだ制御しきれない、
未発達で不完全な技術だといえるだろう。

 

◆日本には何が輸入されているの?

日本に輸入が許可されている作物は、

とうもろこし、大豆、菜種、綿実、じゃがいも、てんさい、アルファルファ、パパイヤの8種類だけだよ。

そのうち、主に流通しているのは、とうもろこし、大豆、菜種、綿実の4種類だ。
日本に輸入許可されているGM作物.png (981×365)

◆日本での栽培はされているの?

日本では遺伝子組み換え作物の栽培が禁止されているわけではないが、商業的な栽培は行われていない。

だから、国産の農産物はみな遺伝子組み換えではない、と思って安心して食べていい。

ただ、大学や企業などによる実験的な栽培は各地で行われているよ。

 

◆日本ではどのくらい流通しているの?

豆腐や豆乳のパックに「遺伝子組み換えでない」という表示をよく見かけるだろう?

豆腐の表示.png (724×181)

反対に「遺伝子組み換え」という表示はちっとも見かけないんじゃないかな?

ちっとも見ないから「日本では遺伝子組み換え食品は全然流通していない」と思って安心している人もいる。でも、それは大きな勘違いだ。

グラフ「遺伝子組換え大豆」.png (1080×427)

日本で流通している大豆の94%は輸入だ。

日本の大豆の7割はアメリカから輸入されている。

アメリカで栽培される大豆の94%は遺伝子組み換えだ。

こうしたデータから計算していくと、日本で流通する大豆の約8割は遺伝子組み換えだと推計される。

GMでないばかりはおかしい.png (922×334)
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引用終了(http://gmo.luna-organic.org/?page_id=18

人間の自分勝手な考えで、
遺伝子を組換え、
殺虫剤成分に耐えれる様、
また早く育つような遺伝子に組み換えられた植物。

そんな植物を食べる、という事は、
考えただけで恐ろしくありませんか?

次回へ続く。

ここまで読んでくれてありがとう♡
読んで下さった方が素敵な一日を過ごせる様、願っております♡

遺伝子組み換えについては、色んな本が出ています。
知識を持つ、という事は、自分や家族を守る、
という時代になってきました。
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