「野菜の皮をむく」
という事は、家庭科の授業でも教えられてきました。
私は何も考えずに、皮をむいていました。
野菜について勉強していて、
栄養は殆ど野菜にある事を知りました。
では、なぜ野菜の皮をむくのか
それは、この前のブログで書かせて頂いた通り、
農薬が関係しています。
日本は世界でも使われていない農薬が、
世界一、二位を争うレベルで使用されています。
農薬をダイレクトに体に入れてはいけないので、
皮をむく習慣がついたと思われます。
私がアメリカにいた時、
アメリカ人の友達とスーパーへ行きました。
フルーツや野菜を買い込み、
歩いていると、
友達がおもむろにフルーツの袋をあけ、
もぐもぐ食べ始めました…。
物凄くカルチャーショックでした。
しかし、我慢できない、いやしなくていいアメリカ人は、
買い物をしながら食べ、
空のカップ等でお会計をしている人もいました。
その時、友達は、
グレープをぱくっと皮のまま食べていました。
皮は出すものでは…という私の考えをあっさり超えてくれました。
その後私も皮ごと食べる様になりましたが、
今までとは違う習慣に、違和感がありました。
日本人はリンゴは皮をむいて食べる方が多いですが、
海外の人は、リンゴをまるかじりするイメージがあります。
それは、もしかしたら農薬の量に関係するのではないだろうか、
と、思います。
お野菜の皮について、
上手くまとめているサイトを引用致します。
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なぜ野菜の皮に栄養が含まれているのか?
自ら、好ましい環境のところへ移動できる動物とは違い、
植物は過酷で変化の多い環境で生きていかなければならないという前提があります。
そのため、
- 紫外線
- 雨風
- 乾燥
などに対抗するための植物由来の化学物質を蓄えています。
それが、
- 酸化を防ぐ抗酸化力
- 抗菌力
- 保水力
などの植物本来がもつ「力」なのです。
身を守るために植物が自ら作り出したものであり
- 色素
- 香り
- 味(辛味、苦味、酸味)
などにもその特性が現れています。
植物の皮にある栄養こそが植物の機能性成分である、フィトケミカルです。
人間は、このフィトケミカルを含んだ野菜や果物を食べることで、抗酸化力や免疫力をアップさせ、生活習慣病やアンチエイジングに活用できます。
色や香りが豊かな植物ほど、より高い機能を備えています。
なぜ栄養が皮に集中するのか?
植物は身体の表面である皮が最もストレスを受けるので、皮の部分に抗酸化作用のあるフィトケミカルが集中しています。
だから、同じ野菜でも農薬や化学肥料で害虫から守られていれば、自然に作られるフィトケミカルの量は減ってしまう、ということになります。
そして同時に有害物質も蓄積されています。
より多くのフィトケミカルをたくさん摂取しようと思えばオーガニックの物を選ぶのが大切なのですね。
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引用終了(https://macrobiotic-daisuki.jp/nouyakuyasaikawa-97267.html)
フィトケミカルとは、ファイトケミカルとも言われます。
ファイトケミカルは、動けない植物が自分自身を守る為に出されるものですが、私達人間の身体に入っても抗酸化作用が働くそうです。
病気や老化の原因は、身体が酸化してしまうからです。
酸化しない食品を摂取していく事が、とても大事になります。
その為には、農薬がついていないオーガニックのお野菜を食べる事が重要になります。
皮むきも不必要になり、調理時間の短縮にもなります。
またゴミも減らせますね。
何より、無農薬のお野菜は、自分の力で育っていますので、
生命力がとても高いので、ファイトケミカルも沢山含んでいます。
野菜の香りも素晴らしく、
味もスーパーの野菜とは比較にならない程美味しく、
栄養も満点のお野菜をとるのは、最高に贅沢です。
本物の野菜は、色んな味付けもいらないので、
そのまま食べてもよし。
いいお塩を振って食べるもよし。
子供達も、よくきゅうりやニンジンをさっと水洗いだけして、
皮ごと、がぶっと食べています。
最近では、お野菜の皮に注目のファイトケミカルに注目されて、
野菜の皮を煮詰めて作る、
「ベジブロス」というスープを聞いた事がありますか?
野菜(ベジタブル)+だし(ブロス)で、ベジブロス。
お水と野菜の皮やへたを、ぐつぐつ30分ほど煮込むだけです。
栄養たっぷりのベジブロスは、
そのまま飲むもよし。
お料理する際のだしとして活用出来ます。
作り方やおだしの活用法は、こちらのページを見て下さい。
クックパッドにも沢山レシピが載っています。
ここまで読んでくれてありがとう♡
読んで下さった方が素敵な一日を過ごせる様、願っております♡
☟うちでお取り寄せをしている野菜です。
農薬に頼らず育てられた生命力の高い野菜。
手間暇をかけて育てられているので、味が濃く元気が貰える野菜の命。
生産者の気持ちも入っています。
私達の身体は食べたもので出来ています。