私は、家族の温かい気持ちを貰い、
日々感謝しながら、自分自身を大事にする様になった。
 

美容室の方に教えて貰った通り、
「脳腫瘍がなくなる事」を三ヵ月後にセットして、
毎朝「調子いい!」と唱え続けた。

 

還元陶板浴に三ヵ月通い続けた。
出来るだけ一日二回入浴する事を続けた。

同時に、

朝はニンジンジュースを飲み、
お腹が空いた時に、次の食事をとる様にした。
すると、夕方までお腹が持つので、夜ご飯のみになった。
夜ご飯も腹八分目以下にし、砂糖も口にしなかった。
(結婚10周年の旅行の時だけは、一食以上頂きました。)

注意:

断食や一日一食の本を読んで、参考にしています。
断食は既に痩せている方、栄養不足の方、食べれない方にとっては危険ですので、
ご自身のお身体から判断して頂ける様、お願い致します。


人間が一日6時間以上睡眠が必要なのは、

一食につき2時間睡眠が必要だと言われているからだそうです。
食後は眠たくなりますよね。
それは、身体がお腹の消化に集中しているからだ。
食べると消化をするのにもの凄いパワーが必要になる。

昔は一日二食が当たり前でした。
そして、諺もあります。

『腹八分目で医者いらず。

腹六分目で老いを忘れる。

腹四分目で神に近づく』

食べれば食べる程、身体はお腹に集中し、
身体を治す方に集中する事が出来ません。
動物も怪我を負った時は、何も食べずに過ごす。
本能的に、それが一番早く治ると分かっているからだ。

癌という漢字は、山の上に口三つ。
身体が本当は言いたい事を言えていない時、
沢山食べ過ぎた時、

になる病だと思います。

砂糖をほぼ口にしなくなり

(お義母さんやお友達とランチに行った時に出てきた時は有難く頂きました)、

八分目以下にしていると、
凄く身体が軽くなった。
肌も綺麗になり、考える力も更に増していき、集中力が上がった。
そして、いつも怒っていたのに、穏やかに物事を捉える事が出来る様になったのが、
自分で分かる程だった。

何よりの変化は、今まではいくらでも寝る事が出来たのに、
どんなに疲れていても4時間寝れば、充電が完了してしまった。
実際6時間はベッドでゴロゴロする様にはしていた。


食事を減らした分、睡眠時間が減った分、時間も増えたので、

ウォーキングを毎日1時間程続けた。
雨の日は、家で縄跳び1000回とストレッチ。
筋肉量が増え、身体が絞られると自分に対する自信が増えていった。

すると、この生活を始めて三ヵ月が終わる事には、痺れがなくなっていた。
もう咽喉が痺れて息が出来なくなる、という恐怖も薄れていっていたし、
痺れがなくなった時点で忘れていた。
がんである事も忘れて生活する様になった。

人間の頭はうまい事出来ているなぁと思った。

丁度その頃、DMが来た。

主人の会社の福利厚生で、
私が健康診断を受けれる機会が巡ってきた。
完璧なタイミングだと思った。

私は、東京の国立がん研究センターへ行ったのを最後に、
MRI検査等をしていなかった。
さすがにMRI検査は、福利厚生の健康診断には含まれなかったので、
病院に事情を説明した上で、お願いして追加して頂いた。

病院に行くのは緊張した。
私の一年間の成績表を貰う様な気がした。

私が行った病院は明るい雰囲気だった。
いつもどうなのかは分からないが、
平日だったのもあり、あまり混雑はしていなかった。
通常通りの検診を受けた。

体重は三ヵ月前より、5キロも減っていた。


次はMRI検査になった。

倒れてから初めてMRI検査を受ける。
造影剤を打つことになった。

抗てんかん薬で副作用に悩まされた私は、身体にいれるものを前もって調べる様になっていた。
造影剤は、1~2%副作用があると読んだ事があった。

またMRI検査は大きい磁石と電波で検査するが、

それがどう影響を残すのかは、
分からないものだった。
(今はオープン型MRIもあり、造影剤も必要なく、騒音も少ないそうです。
指定された病院では、従来のMRIしかありませんでした。)

副作用1~2%と言っても、

自分がなったら100%だよな、危ないな、怖いな。
絶対避けたいな。

と、以前なら思っていただろう。
しかし、その時の私の考えは、

これでしっかり自分の今の状況を知ろう、
その為にこの検査は有難いな。

と、思える様になっていた。

着替えて、造影剤を打ち、音楽が流れているヘッドフォンを付けた。
その後仰向けになって、私は自動でMRIの機械へ運ばれていった。
ドームの中で一人、永遠に続くカンカンという音を聞いていた。
長かったが、結果が楽しみだな、とさえ思っていた。

健康診断の結果は、郵送だったが、
MRIの検査の結果は、当日教えて頂ける事になった。
とても有難かった。
これが数日後だったら、気になって、気になって、
他の事に集中出来なかっただろうな、と思った。

病院に着いた際に、
既に病院に私の一年前の紹介状を既に渡していた。

暫く待っていると、お医者さんの部屋に呼ばれた。

一年前の自分の姿と重なった。
倒れた後、主人とお医者さんの部屋へ呼ばれた時の道のり。
たった100m程だったが、とてつもなく長く感じた。
あの時の不安な気持ちが少し蘇ってきたのだ。

その気持ちを包み込み、

もう大丈夫だよ。
私は一年後もちゃんと自分の足で歩き、
幸せに、楽しく生きているよ。

と、伝えてあげたいと思った。

お医者さんの部屋のドアを開けると、先生が座っていた。
その前には、検査の結果が映し出されていた。

手の汗が尋常ではなかった。
焦る気持ちが喉をカラカラにさせていた。
先生との挨拶よりも、結果を早く見たかった。
左側の脳に一年前にあった白い部分を探した。

…もう脳腫瘍はうつっていなかった。


素人目にも分かった。

何度も何度も見た。
けれど白い部分がなくなっていたのだ。

そこでやっと先生の顔を見る事が出来た。
お医者さんの言葉、専門家の意見を早く聞きたかった。

入室してから数秒だったか、数十秒だったと思う。
とても長い時間に感じた。
心臓のドキドキが、身体全体に広がり、
外にも漏れているのではないかと、思えるほどだった。

先生は、

「一年前の画像はこちらですね。今日のがこちらです。
比べても分かると思いますが、左の脳の部分になった白い部分、
つまり脳腫瘍がなくなっている様ですね。
一年前の紹介状の検査結果しかありませんが、
その後、どこか病院で何か治療をされたのですか?」

と、言われた。
身体全身に鳥肌が立った。
私は、お医者さんの見立てでも、
遂に、遂に、遂に…!!!

「がん」から卒業したんだ!!

熱い涙が込み上げてきて、急いでタオルで拭った。

そして、答えた。

「いいえ、実はそれ以来、病院でMRI検査を受けるのは、
今回が初めてです。
治療は、自分で出来る事をしておりました。」

と、言うと、お医者さんは驚きを隠せない様だった。
とても優しい先生で、私が泣いているのを見て、

「そうだね、不安だったね。

でももう映っていないよ。
おめでとう。」

と、言って下さった。

「がん」から本当に卒業出来た瞬間だった。
 

自分の身体がとても愛しく思えた。
一生懸命私の為に、がんを消してくれたんだ。
私の考え方、行動は私にとっては「正解」だったんだ、
と、思った。

「がん」になって色んな事を学べた。


一番大事な自分の事だけど、がんが発覚する前はちっとも分かっていなかったし、
分かろうとしなかった事。
誰に対しても感謝出来ていなかった事。
生きている今日は奇跡の今日である事。
心がわくわくする気持ちを見失っていた事。
我慢ばかりしていた事。
自分の心を無視して、人のせい、病気のせいにして逃げていた事。

今は「がん」のお陰で、リラックスして生きれる様になった。
家族が本当の絆の強い家族になったし、笑い合える様になった。
またがんを通して、色んな方に会えた。
そして、役目を終えたがんは、私の身体からいなくなってしまったのだ、
「愛」を置いて。

一つ一つが必然で、私には必要だったものだった。
ありがとう…、ありがとう…。
そう何度も、何度も心の中で呟いた。

これからも頂いた命を大切に、日々精進していこう

そう、心に、身体に誓いました。
 

 

ここまで読んでくれてありがとう♡
読んで下さった方が素晴らしい一日を過ごせます様に願っております♡

「断食」というと、食べる事が大好きな私には無理だと思っていた。
しかし、色んな本に断食の効果が書かれていた。
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