定休日以外、還元陶板浴に毎日通った。
そして可能な限り一日二回入った。

私の他のお客さんは、50歳から70歳の方が多かった。
やはり癌の方が多く、それ以外の方は健康維持の為に来ている様だった。

ある時、70歳くらいの男性が足を引きずりながらきた。
私は一回目と二回目の入浴の間で、テレビを見ながら時間が過ぎるのを待っていた。


同じ部屋で、彼と社長さんが話し始めた。
その方は声も大きく、何でも話すので、

皆がいる部屋のも気にせず自分の事を何でも話していた。

彼は、末期がんで余命三ヵ月で、

色んな治療法を探してこちらにやってきた様だ。
社長に一通り話をすると、彼は聞いた。

「こちらにどれ位通えばいいですか?」

「まずは一ヵ月通って下さい。一日二回入ると更に体感して頂けると思います。」

「あーよかった。三ヵ月とか言われたら、わしの余命が三ヵ月やからどうしようかと思ったわ。わはは。」

…大きな声で笑いながら言える強さが素晴らしい。

「抗がん剤はしない方がいいよ。抗がん剤の副作用を和らげる働きもあるけど、やはりしない方がいい。」

「でもわしの主治医は、抗がん剤をしないともう死んでしまう、と言ってる。
それをしないと三ヵ月も持ちませんよって言ってた。
後、二回で終わりやからそれだけして、
ここにも通って、それから他の代替治療も予約してるんや。」

「…今までずっと抗がん剤をしてきたのでしょう?
それでも治らなかったという事は、どう思っているの?
今の状態じゃ、抗がん剤をするともう身体がもたないかもしれないよ。
一番効果があるのは、やはり抗がん剤をしないで、継続して還元陶板浴に通う方がいいよ。」

「でも主治医が抗がん剤をしないと、死ぬっていうから…。」

話は平行線になってしまった。
社長は自分の納得する治療法を選んでする事が一番いいね、
と話を終わらせた。

彼は、陶板浴の合間はいつも皆がいる所で電話をしていた。
不動産関係の方らしく、土地や物件の売買の話をいつもされていた。
それと病院への連絡も頻繁にされていた。

彼はどうにか生きる道を見つけようとしていた。

抗がん剤をしてから後遺症で足がうまく動かなくなってしまったと言っていた。
今までお医者さんが言った抗がん剤は全部したと言っていた。
でも治らなかった…。
金額に関係なく抗がん剤を続けたと…。
でも、またこの抗がん剤を受けないと、

お医者さんが死ぬって言ってるから、受けるんだ、とおっしゃっていた。

お医者さんの言葉は絶対なんだと、思った。
苦しかった。

米国ではアメリカ政府が1990年、
「代替療法に比べて、抗癌剤、放射線、手術の三大療法は無効かつ危険」
と裁定を下し、またその後、がん患者が減っている。
しかし、日本はこれを無視し続けている。
そしてがん患者の数が増え続けている。
全世界で日本だけが…。

これはどういう意味か、また実際にご自身で調べて、

考えて頂きたいと思います。


ここまで読んでくれてありがとう♡
読んで下さった方が素敵な一日を過ごせる様、願っております♡


日本の真実を暴露した一冊。
本当かどうかは、読んで、腑に落ちるまで自分で調べる事が大事だと思います。
ずっと安心安全な日本だと信じ込んでいた考え方では、危ないと思わされた一冊。
常に考え、調べ、自分の人生を選択していく事が大事だと思います。
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