東日本大震災の翌日、主人は始発で帰ってきてくれたが、余震が頻繁に起こった。

水道水から放射能が出たと聞けば、スーパーは長蛇の列ができた。


本当に必要な妊婦や乳幼児を持つ母親には、到底並ぶ事が出来ない列だった。


余震が頻繁に起こるので、主人は実家に帰る事を進めてくれた。

私達は、結局実家で4ヵ月間過ごした。

その後、東京へ少しの間帰り、出産の為に再度実家に帰った。

東京にいる間、放射能が怖くて仕方なかった。

東京のマンションについた瞬間、除染の為に拭き掃除をした。

 

壁も気になって一生懸命拭いた。

子供に影響が出たらどうしよう…

そんな不安ばかりだった。

目に見えない敵が、常に私達を攻撃している様な気になった。

出産の為に実家に帰ると、そんなストレスから解放された。

出産を終えた3週間後。

主人は、短期でアメリカへ実務研修に出発した。

私は、東京から離れる事が出来て、安心した。

実家で子供達と一緒に主人の帰国を待った。


四ヵ月して主人が帰国した。

それと同時に愛知県に転勤になった。

それを聞いた時、本当に嬉しかった。

放射能からの不安から逃れられる、と思ったからだ。


愛知県での生活は、4年間だった。

子供達のお陰で、色んな事を学び、家族の健康の為に必死だった。

そして、自分の考えを話すとすごい!とは言われますが、結局付き合いにくい人と思われるのが辛かった。

その日々の中で、やっと同じ考えの友達がやっと出来た所だった。


全てが上手くいき始めたと思った時に、東京転勤になってしまった…。

不安で胸が押しつぶされそうだった。

少しでも原発から離れた所に住もうと思い、

住む所を探した。

放射能汚染マップを見て、少しでも汚染されていない所を探した。


勉強すればするほど、家族を守れている気持ちになり、子供達は風邪も殆どひかないほど健康になっていった。

それが私の中の「事実」で、頑張らなければいけない、と思い込んでいた事だった。

しかし、精神的に強くない私は、不安が常に押し寄せ自分を苦しめる事にもなった。

ママ友のランチ会の時に、海鮮を食べるのが辛かった。

「関東の魚介類は汚染されている…。病気になってしまうかもしれない…。」

砂糖を食べる時も、

「私は癌になってしまうかもしれない…」

本気でそう思っていた。


不安ばかりの毎日だった。

今なら分かります。

その不安が、全て毒に変え、癌からおびえる事が癌を呼んでいた事を。
私は考えや知識に縛られ、自分の人生を楽しめていなかった。
しかし、その時にはそんな事は考えられませんでした。


ここまで読んでくれてありがとう♡


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