講演会へ行ったのは、脳腫瘍が分かる4年ほど前の話だった。
しかし、親族三人が癌で死んでいくのを見て、
癌とは、恐ろしい病気ではなくて、癌治療が恐ろしいのだと、確信した。
私の中で、病院への不信感、医師への不信感、
そして西洋医学の限界を知った。
確かに、西洋医学に頼るべき時もある。
子供が怪我した時の縫合は、西洋医学に頼った。
緊急性がある病状は、やはり西洋医学に頼りたいし、頼るべきだと思う。
病院では、検査やその上で薬の処方もしてくれる。
しかし、治る可能性が低い事、また心に寄り添った医療は今まで受けたことがなかった。
「治る」と言われた事も、その当時はありませんでした。
きっと患者さんがどうなっても、「仕事」として淡々と過ごすのだろう。
実際に親族が亡くなった時、誰一人として病院の人は涙しなかった。
私はおじいちゃんっ子だったので、病院でもう息をしていないおじいちゃんと会ってショックだった。
しかし、小学生低学年ながらに、
「どうしておじいちゃん、あんなに元気だったのに癌と分かってから、すぐに死んでしまったの?
病院は治せないの?
そして、もう死んでしまったけど、色んな管はつなぎっぱなしで…
早く何にも繋がれていないおじいちゃんを戻してよ!
不器用で笑顔を私にしか向けなかったおじいちゃんを、返して!!」
と、涙を流しながら思った。
しかし、医師はもうおらず、看護師さんが無表情で仕事をしていただけだった。
おじいちゃんは、死んだ瞬間、「物」扱いされている様だった。
また以前にも書かせて頂いたが、
娘がアトピーでもないのに、アトピーとして診断されていたので、
間違った薬を渡された、という事になる。
その薬を医師の言う通り飲み続け、娘が病気になってしまっても、医師は責任を負わないだろう。
そして、いつも病院にかかれば色んな薬を頂くが、
処方された薬が本当に必要なのか、副作用も確認してくれているのか…。
また、どうして医療や時代は進化しているのに、日本だけ病人が増え続けているのか。
癌患者も統計ではアメリカも減少したのに、日本だけが増えている。
という事は、病院へいっても治せないという事ではないだろうか。
原因は、何だろうか…
食生活なのか…
癌発覚後は、治療が問題なんだろうか…
医療費が莫大な費用になってきている、それも年々上がっていっているのは何故か…
医療が進歩してれば、病院が人々を治せる様になっていっていたら、
医療費が下がるのが普通ではないだろうか…
夕張市は破綻し、病院もなくなってしまったのだが、
病院がなくなった今の方が、病人が減ったという。
統計的にみても、おかしいと思った。
…もし自分がこの先病気になっても、病院、医師のいう事は、一意見として聞き、
完全に頼るのはやめよう。
自分の身体の事だからこそ、自分で調べ、自分の考えと合う信頼できる医師を探そう。
医師が見つからなければ、何か違う方法を自分で調べ、その上で納得した治療を選択しよう。
自分の生き方を、自分で決める事が、自分にとっての「正解」だから。
そう、決心した。
ここまで読んでくれてありがとう♡
日本医学ジャーナリスト協会優秀賞受賞した本。
財政破綻・医療崩壊・高齢化率日本一の夕張市。
病院がなくなっても、健康に被害が出る所か、
人々は幸せに暮らしている。
ここに「医療とは」と考えさせられるヒントがあった一冊。
Amazon
画像クリックで本の詳細が読めます。
同じ作者のお勧めの一冊。
上の一冊の続きの本。
統計等から分かりやすく説明された、日本の医療と医療費の現実の真実を書き出した衝撃作。
楽天
|