救急車の中では、救急隊員の方が様々な質問をしてきました。

 

名前、年齢、住所、どこにいたのか、今日は何日か等。

 

指を指示通りに動かしたり、取り敢えず病院に着くまで意識の状態を探るべく、

沢山質問されました。

 

私は最初聞かれた時は、自分の状況も把握できず、名前もわかりませんでした。

ただただ、どこをケガしたのか分からないけど、激痛が走っていました。

着ているものにも、手にも、血がついていて、

大出血している事が分かりました。

自分がどういう状況かを知りたいのに、言葉が出ない。

頭も働かない。。。

しかし、徐々に思い出し、全ての質問に答えていったので、

救急隊員の方も穏やかな表情になりました。

 

そして、私が大丈夫と分かったので、子供達を気遣って下さいました。

騒ぎもせず、ちゃんと座っていたので褒めて下さいました。

涙いっぱいに貯めて心配そうに見つめる娘。

息子は衝撃を受けすぎて、こちらをじっと見つめて動きませんでした。

 

 

幸いにも私が倒れる所を見ていて下さった方が、救急関係の方だったみたいで、

 

私の症状は、

「てんかん」

だとおっしゃって下さったそうです。

 

そのお陰で、搬送先は脳の検査が詳しく出来る病院でした。

 

高速道路を使用し、約20分で到着しました。

 

 

ここまで読んでくれて、ありがとう♡

 

 

脳腫瘍になって見た実話のDVDです。
自分に置き換えて見たので、涙が止まりませんでした。
脳腫瘍の情報はまだまだ少ないと思います。
体験談として、私の話も誰かの力になります様に願っています。