おばあちゃんが色んな宗教に入ってはおじいちゃんが止めていた。
それを子どもの頃から見てきた私の母とおじは無宗教になり、おじちゃんは宗教に入ったが救われなかった。
母とおじは死んだ人間すら大切にしない人になった。
宗教を信じないから死んだ人間を大切にしないとはまた別個だと私は思うんだけどな…。
そういうことじゃないと思うんだけどな…。
むしろ死んだ人間を大切にしない人間は嫌いなんだけど…。
ご先祖さまだって大切だぞ…。
1番宗教にすがりたかったのはおじいちゃんだったんじゃないかと私は思う…。
おじいちゃんにとっては東京のおばあちゃんだったっけ…確か東京のおばあちゃんだった気がする…。
東京のおばあちゃんが1番心の支えだったもんなぁ…。
「俺より先に死ぬなよ」
東京のおばあちゃんとの電話では口癖のように言ってた。
『宗教もやらないで、おじいちゃんの強さはどこにあるんだろう?』
ってずっと疑問だったんだけど…
東京のおばあちゃんが心の拠り所で支えだったのかなぁ…。
だから、おばあちゃんが亡くなっても東京のおばあちゃんが生きてたから頑張れたのかな。
でも、おばあちゃんにも、東京のおばあちゃんにも先立たれてしまったよね。
ずっと1人でゆきのりおじちゃんと闘ってた。
もしかしたら、誰よりもおじいちゃんが1番弱かったかもしれないねえ…。
そんな気がする…。
おじいちゃん、再婚して欲しかった…。
第2の人生のパートナーに出会って支えてもらって欲しかった。
ママが幸せになるなら、おじいちゃんも幸せになって欲しかった。
私はママが幸せになるよりも、おじいちゃんに幸せになって欲しかった。
それぐらい
おじいちゃんは独りで頑張ってた。
私と母はいつも巻き添えくってたけどねwww