私達が唯一生きれる道は【忘れること】と【開き直ること】
【開き直って『私は私』と思うこと】
でもこれは忘れることが出来なければ出来ないこと。
私達は忘れたいのに
それを記憶が許されない。
記憶を持つことは罪だ、と、私達は幼い頃から知っている。
だけど
記憶で救われているのも事実。
そこで私達は苦しむ。
私達は
子どもの頃から
生き延びる為に
生き残る為に
生き抜く為に
記憶を持たないように心と体を引きちぎって分ける。
心を殺して体の感覚をなくす。
それが将来どれだけ自分の人生に影響を及ぼそうとも
私達はまず【今・この瞬間】を生き抜かなければならない。
その為には心と身体を引きちぎることぐらいどうってことない。
心を殺すことぐらいどうってことないのだ。
私達にとって記憶は手枷・足枷以外の何ものでもない。
だから
私達は現在進行形で新しい記憶を作り続ける必要がある。
楽しくて、嬉しくて、忘れられる記憶を作り続けること。
そこで泣いたり、怒ったり、腹を割って話して向き合うことに意味はない。
だって私達は何度やっても何も解決しなかった現実を何年も何十年も見てきたから。
そうやって過去の記憶を押し込める以外
方法がない。
悲しい話ですよ…