「一瞬の解放感と永遠の後悔、どっちを取る?」
施設に入った17歳の頃からひたすら問われていた質問。
誰に?
私の中にいる死神に。
結果的に永遠の後悔を私は取った。
だから今生きてる。
生き続けることが正解だなんて思ってない。
単純に自殺するのが怖かったからだ。
そして
死んだらもう逃げられない。
死んでからが本番なんですよ。
どんなに『死にたい』と強く思っても
どうやって生きていこうか、と自然に切り替わっていた。
希望も生き甲斐もなくても
逃げ道もなくても
死ぬのが怖けりゃ死ねないんですよ。
死への怖さがなくなった時
人は何かに導かれるようにして
その道に逝ってしまうのかもしれない。
この歌のように。