こんばんは~。今日は、ハン・ガンさんの「涙の箱」の感想です。ノーベル文学賞を受賞したハン・ガンさん。この作品は児童文学のような作品でとても素敵な世界観でした。

 

 涙を流したくても流せない人がいる。逆に主人公の少女のように常に涙をながす子供がいる。あるときおじさんが鳥と一緒に少女のもとに現れます。キミの涙がほしいと。そしておじさんと少女は涙を買いたいという老人のもとへ旅に出ます。

 

 そこにいた老人は母親が亡くなったときも妻が出ていった時も泣くことができなかったのです。影の涙が固くなってしまっていたのです。そこでおじさんからもらった涙をたくさん飲んで、老人は一日ですべての涙を流すことができました。そして今まで後悔ばかりだった老人はこれから一歩前へすすむことができるようになります。

 

 少女はおじさんと一緒に旅に出た時からあんなに毎日涙が出ていたのにその涙が止まってしまいました。しかしその老人のおじいさんがたくさん涙を流したところをみたことで少女は久しぶりに涙を流すことができました。その少女の涙をおじさんが瓶につめることができました。

 

 

  とても美しい物語でした。ぜひ読んでみてくださいね。