先のことを予測する力は幸せなセカンドキャリアには欠かせない

セカンドキャリア支援コーチの前田典子です。

こんな記事を見つけました。

こんな書き出しで記事はスタート。

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最近よくテレビで、バブル時代に建てられたリゾートマンションが定年退職した層に人気だと紹介されています。しかし実際にこのような物件を買ってしまうと、近い将来、大変困ったことになるのは間違いありません。
※MONEY VOICE 2017年2月7日「数十万円の「格安リゾートマンション」を絶対に買ってはいけない理由
＝姫野秀喜」から引用

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大きく頷きました。

うちにもあったのです、リゾートマンション。
父が1970年代にあるリゾート地に購入。ちょうど流行し始めたのですね。
最初のうちは家族で行ったりしましたが、子供が大きくなるにつれ足は遠のき、最後は父がたまに1人で草むしりにいくぐらい。父が歳を取ってからはもう誰も行かず・・・・。

あるとき、「このままではとんでもないものを誰かが相続しなければならなくなる！」と気づき、ゴミ屋敷のようになっていたものをリフォームして売却。運良く購入して下さる方がいたのですが、「利益＜コスト」でした。

両親が高齢になって、持ち物を整理していますが、「あのマンションがもし今あったら・・・・」と考えるとぞーっとします。

数十万円でリゾートマンションが手に入るなんて！と喜べるのは本当に一瞬だと思います。

セカンドキャリア世代は、たとえ意欲があっても体力が徐々に衰えていきます。
そうなると、遠いところにあるリゾートマンションに訪れるのも億劫になるでしょうし、旅行は上げ膳据え膳の方がよくなってくるかも。
住む場合も、不便な場所でやっていけるのか・・・・。

そして、そのマンションを引き継いで維持してくれる力のある人がいるのかどうか。
子供も、使えないもの、売れないものを貰っても本当に困ります。

50代の人は世の中が成長していった時の記憶が身体に染みついています。

リゾートマンションだけでなく、仕事の選択も、つい、目の前のことで判断してしまうと痛い目に遭います。

先のことを予測して着実に行動していく力がないと、不幸なセカンドライフ（セカンドキャリア）につながってしまうリスクがあると思ったのでした。

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