セカンドキャリア支援コーチの前田典子です。
いよいよ仕事始め。
元日、3日と引いたおみくじが大吉で、テンションが上がっております。
一昨日みたテレビ番組、GREAT RACE。
到底マネできないチャレンジャー達が出てくる番組で、
「何でこんなきついことやるんだろう!?」
と思いつつも、ついつい観てしまうシリーズです。
今回はアルプスを縦走するトレイルレースです。
通常はこういうレースは1人ずつの参加なのですが、
珍しくペアで争います。
2人一緒にゴールしないといけないんです。
7日間に渡る厳しいレースでのいろいろなペアの様子が興味深かったです。
取り上げられていた日本人ペア。
2人とも実力がありますが、それでも差があります。
強い方が弱い方を引っ張る作戦で最初の数日はうまくいきます。
しかし、そのうち弱い方はついていけなくなります。
なぜなら,頑張っていっぱいいっぱいでついて行っているのでもう身体が言うことをききません。
そこで2人に亀裂。
強い方は順位を上げる余力があって行きたいのに、後ろがついてこない。
待っているうちに、前日上げた順位が下がっていきます。
それでイライラ・・・・・。
そして弱い方は「僕が遅いから・・・申し訳ない」という気持ち。
このままだとペアはダメになります。
そこで2人は長時間話し合います。
言いにくかったことを率直に言い合ったのです。
弱い方 「どんどん先に行っちゃって下さい」
(あー、これわかる・・・・自分が至らないという気持ちや申し訳ない気持ちが入り交じると、こういう風に言いたくなる。ちょっといじけるし・・・)
強い方「それじゃダメ。一緒に行くからこそ強くなる」
こういう本音を言い合ったことで、すっきりしたのですね。
そして、翌日から2人は変わります!
その後はチームがお互いの弱いところを補い合って(時には強い方が弱い方の分までリュックを背負った!)、力を出し切ってゴール。そして満足。
本音を言えていない状態の2人は
1+1=△1
本音を言い合って、弱いところは相手に委ねた2人は
1+1=∞(無限大)
チームというのは、仕事でもプライベートでも、相手を思いやるからこそ言えないことが出てきてガマンをしてしまいます。それが、パフォーマンスを下げるのです。
率直に本音を言い合えることの効果をあらためて感じたのでした。
実はシステム・コーチングというのは、向き合って言いにくい本音を言いやすい形で言い合うというセッションです。
だから、関係もよくなるし、チームとしてのパフォーマンスもアップするのです。
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