ワークイライフ/システムコーチの前田典子です。

仲間とこの映画の上映会を企画しています。

天に栄える村



準備のための試写会で、初めて観ました。

福島県の天栄村というとても美しい村、日本一美味しいお米を作っている村です。

それが、3.11のお陰で放射線量が高くなってしまいます。

お米の生産をやめる・・・・というのが普通考えられる方向。しかし、この村の人達は違います。
どうにかして安全なお米をつくろう! とあらゆる手立てを考えるのです。

専門家の協力を得、プルシアンブルーやゼオライトを使い、放射能に汚染されていないお米をつくっていきます。

そして・・・・・・汚染が限りなくゼロに近いお米ができたのです

そして、味も・・・・・日本一でした

村の皆さんの想いがすごい
そして、リーダーシップを取った吉成さんがすごい

観ていてたくさんの勇気を頂きました。

福島のお米を買いましょう!という上映会をするのではありません。
(でも、天栄村のお米、私自身は食べてみたいと思っています

放射能汚染という思いがけない状況であっても、「何とかして生きる」という姿勢から何かを感じ取ることができるのではないかと考えています。

いま、この世の中には危険がいっぱいです。

放射能だけでなく、遺伝子組換え食品、何にでも入っている化学物質、実は危ない薬、PM2.5、そして将来必ず起きると言われている大地震 など・・・
全てを避けて生きることはもはや不可能です。

大事なことは、どのような環境であっても生きることができる力を備えておく。そして、いざというときに力を合わせることのできるつながりを作っておく ということ。

もちろん過酷な状況になっても生き延びていくことができる免疫力を高めておくことも必要ですね。

この映画の中に「カタカナの『フクシマ』を漢字の『福島』に戻す」という言葉があります。
涙が出ました。

この映画、地域によっては反対の声があって上映会ができないケースもあるらしいのですが、私達は何とか実現したいと思います。詳細が決まりましたら、こちらでもご案内させて頂きます。

今週は、再生可能エネルギー関係の仕事があり、その後福島での仕事があります。
この映画を観た後にこういう仕事があるということに、何か意味があるように思います。