雪の札幌で全日本フィギュアスケートを観戦してきました。
ここのところ毎年行っています。
今回は大会の2日目と3日目。男子のFSと女子SP,FSを観てきました。
その様子については、あちらのブログをご覧頂くとして・・・・
日本のあちらこちらで行われる全日本選手権を見に行き始めたのは2007年こと。
年末の忙しいときに・・・・と毎年複雑な思いを引きずって出かけるのですが、「行ってよかった」とこれも毎年思うのです。
TV観戦では味わえない「場の緊張感」が好き、そして、やりきった選手たちの表情を生で見られるのが何ともいえないのです。
TVで取り上げられるトップ選手だけではありません。下位(といっても全日本に出られるだけでもすごいこと)の選手たちもそれぞれ目標を持って、シーズンのピークを持ってこようとします。
誰もが高橋大輔選手や浅田真央選手になれるわけではありません。
でも、全員が必死です。
精一杯やってもうまく行かなかったときは会場全体がその気持ちを共有し、本人の目標よりもよい演技ができた時は会場の皆も喜びのお裾分けに預かります。
見ていて嬉しいのは当然後者。
できれば、全選手が実力を100%発揮できる演技をしてほしいわけです。
予想以上の出来でシーズンベストを更新した選手たち、このシーズンうまくいかなくて苦しい日々を乗り越えた選手たちは本当に嬉しそう。
その表情を見ると、彼らがどれだけのものを犠牲にしてこの瞬間(2分~4分半)に賭けてきたのかが強く伝わってきます。それを慮ると涙が出てきます
今年もドラマがたくさんあって、胸が熱くなる瞬間が何度もありました。
私は彼らのように力を尽くし?挑戦した? と毎年自分に問いながら観戦しています。
一年の振り返りのためにもこの生観戦は必須行事となっています。