「あなたは特別だよ」

 

と言われて嫌な気持ちになる人はいないでしょう。

 

私は特別が大好きです。

自分で、自分の事は特別だと思っていて、

他の人からも特別な人だと思われたくて、

そしてそのことを自分が実感したいという願望が常にあります。

 

その願望は自分が好きな人、認めてもらいたい人に対して強い傾向にあります。

 

やっかいなのは、

自分が特別視されていないと感じる時、

他の人に嫉妬したり、投げやりな気持ちになったり、、、

すごくイヤ~な(意地悪な)自分になります。

 

 

それはどうしてなのか・・・?

 

 

今まではそんな事考えもしなかったのに、

最近リーディングをするようになって、自分との対話を続けているせいか、

今まで見過ごしてきた、あるいは見ないふりをしてきた感情を無視せず、

自問自答することができるようになってきました。

 

自分の心と向き合ってみると、

母との関係がカギになっているのではないかと思い当たりました。

 

自分が特別視されたい

特別視されないとひねくれる

というのは、承認欲求なのではないか?

すなわち、子どもの頃に愛されていなかったため

となると思うのですが、

単純に『愛されていなかった』では納得できないひっかかりがありました。

 

そのひっかかりとは、

『愛されていなかったと認めたくない自分』

がいたのです。

 

母とは仲が悪いわけではありません。

愛情をもって育てられたという実感もありますし、

感謝もしています。

けれど、同時に強烈に心に残っている嫌な記憶もあります。

母から言われて嫌だったこと、母からされて嫌だったこと。

大人になってからもあります。

 

決して愛情の薄い家庭ではありませんでした。

むしろ、すごく暖かい家庭だったと思います。

ただ、私が求めていた母の愛情というのは、

母から向けられたものとは違うものだったのかなと

今になって思います。

 

自分の気持ちを押し付けたり、要求したりせず、

そのままの私を見てほしい。

そのままの私は十分特別なんだということを分かってほしい。

そんな母への気持ちが”かまってちゃん”な私にしたのかもしれない

と このブログを書いていて気づかされたのでした。