僕がなぜ武道を始めたのか。 | 護身流拳法 武影信館 東支部のブログ

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護身とは何でしょうか?
私は護身術道場を福岡市東区と南区で教えています。
暴力の危険にパニックにならない身の守り方や、自分の意見をはっきり言える精神的強さ、礼儀礼節をわきまえた立ち振る舞いを手に入れたい方達の助けになればと思っています。

昨日は、フィクションでたくさん自分の思いを書いてすみませんでした。

 

 

どうせなので、なぜ僕が武道を始めたのか、そのきっかけを書こうと思います。

 

下関市にある東亜大学のデザイン学部にいた当時大学4年生の話。

 

飲み仲間の友人が綾羅木にある空手の道場に体験に行かないか?と聞いて来たのがきっかけです。

そこで教えているマルコ太さんと多分バーで知り合ったのがきっかけです。酔っ払いの記憶。

 

そこは海に近い公民館の中でやってました。

 

自分はなぜここに来たのかというと、友人信之に誘われてちょっと興味があったから。

格闘ゲームが大好きで、ブルース・リーとかジャッキー・チェンとかテレビなどでしか見た事はないし、武道や格闘技の実物を見た事がなかったんです。

この頃は、毎日信之とバーチャファイターという格闘ゲームにハマって居たんです。もうジョイスティックじゃないとダメっていう病気。

 

この公民館で活動している団体の名前は「アキタ格闘技研究所

 

体験に来た僕に、

「君は何か運動してた?」

と先生に聞かれ、

「あ、水泳。」とだけ答えた。

子供の頃から小児喘息で、4歳くらいからスイミングスクールに通い、中学の2年まで水泳部だった為、一番長いスポーツは水泳しかない。

 

「キックミット蹴ってみる?」

とか何とか言われて、うりゃ!って蹴った。

「おーいいねー。サッカーか何かしてたの?」

いや、だから水泳だって・・・。学校の授業でやった事はありますよ程度ですよ。

 

「せっかくだからライトスパーしてみる?」

「いや、怖いんでいいです・・・。」

「顔は当てないよ。」

「そ、そーなんですか?」

「サポーターあるから付けてね。」

と、拳サポとすね当てを付けました。

 

む、目の前に人が立ってて何をしていいのか分からない。

 

ゲームでは対戦する2名が平面で(2D)見えてたのに、実際は自分の正面にいるんだね。

 

そこで、相手を蹴ってみる。

バシッツ!????????????

痛、痛った!!!!!!

蹴った自分の脚が痛いっっっっっっっっっっっっっw

 

人の痛みって、分からなかったんです。

 

殴る。

バキィィィィィィィィィィィィィ!!

「痛、イってぇぇーーーーーーーー!」

殴った自分の手が痛い。

遠慮して脇腹を狙ったら、肘を殴ってしまいました・・・。

 

その瞬間、ゴキャ。

顎を左足のインステップ上段蹴りで蹴られます。

 

知ってましたか?顎って蹴られたら、蹴られた方と反対側が痛いんですよ。

 

僕は完全に、膝から崩れ落ちました。顔当てないって言ったやーん。。。

 

これが初日です。

長い。本当に長く、僕の格闘技人生に火を灯した瞬間です。

 

この日、買って帰ったコンビニのおにぎりが噛めませんでした・・・。

顎が痛くて、硬いものを噛むのが辛いんです。

関係ないけど、当時飲み物はカテキンウォーター(緑茶水)ってのにハマってました。笑

 

さぁ!ここからが物語の始まりです!

この時、1997年秋!

続くのかなぁ・・・。