第12回 絵画〜右脳を鍛える☆
今回は平成最後の!たね会。テーマは「絵画」です✨この会は、左脳的なテーマになる傾向があるので、積極的に右脳を刺激したいという、【太陽】のナビゲートで行われました!お気に入りの絵画2、3点をできれば実物を観て、各自プレゼンし、芸術的感性を磨こうという試み。本会の目的である”視野を広げる”のにとても役に立ちました!まず一人目、【太陽】のプレゼンテーマは「アート思考をビジネスへ」アート思考?初耳です!いわく、「アート思考は、アーティストたちが頭の中にあるアイデアから作品を生み出す、ゼロからイチを生む思考プロセスを辿り、創造性についてのヒントを得ること」顧客やユーザーに寄り添う思考プロセスであるデザイン思考(第2回で取り上げた「インサイト」もこれに含まれますね)と比較すると、アート思考は自分がどうしたいか、どう考えるかに発想の起点を置く思考法ですね。これに基づいて【太陽】は現在開催されているフェルメール展で鑑賞した「マンタとマリアの家のキリスト」と「手紙を書く女」を3つの視点で話してくれました。【How】どのように描かれているか?【What】何を感じたか?どんな解釈をしたか?【Why】なぜ描いたのか?存在理由・意味・社会課題そして芸術によって伸びる能力を解説してくれました!2人目は、【土】です。テーマは「『ナポレオンの戴冠式』にまつわるナンバー2」!中学生のときにルーブル美術館で目にし、心に残ったこの絵を「ナンバー2」という切り口でプレゼンしてくれました!絵画には時代背景や、作者そして依頼主の意図が織り込まれていて、それを踏まえて鑑賞するとより理解が深まるという、興味深いプレゼンでした!最後は私、【風】です。テーマは「岡本太郎」!昨年岡本太郎美術館を訪れたときの、圧倒的な作品群に魅了されて、今回改めて彼の本を読み漁りました!そうすると「絵画」という見方だけでは語りきれず、彼本人をテーマに掲げ、プレゼンすることに!彼の芸術における根本条件うまくあってはならないきれいであってはならないここちよくあってはならないこれは彼の生き方にも現れていて、作品を見ることはその考え方を見るということだと感じました!一口に絵画鑑賞といっても絵そのものを純粋に楽しむ、時代背景、作者やクライアントの意図を含めて理解する、自分はどう感じたかを深掘りするなど様々な角度での鑑賞が可能です。ビジネスの上でも、自分がどう感じたか、どう考えるかを問われる機会が多いと思います。このことを意識しながら教養を高めることが必要だなと思いました!一つの時代が終わるタイミングに行われましたが、これからも絵画のように時代を捕らえた会にしていきたいですね!次回はたね会3年目に向けてブレストです。日時:2019年4月14日(日) 22:00-24:00 (Japan time)オンラインツール:Zoom出席者:太陽、土、風