TODAY'S
 
食べムラ息子に夕食だけで15品作っていた話

 

先日この題で、インスタに投稿をあげたところ、

 

たった1日で1000名近い方にご覧いただきました。

 

 

自分でびっくりしました😂

 

 

今日はこの話を書こうと思います。

本当にやっていた私の思い込みの話です。

 

 

 

  突然の食事拒否

 

当時1歳になったばかりの息子が

ある日突然、食事を拒否し始めました。

 

一切食べない。

何をやっても食べない。

とにかく食べない。

 

食べないのはママのせい。

 

 

だからママが努力して、意地でも食べさせないと…

 

食べさせなきゃいけない

 

 

 

そう思い込んでいきました。

 

 

 

  超低体重児というレッテル

 

息子はもともと小さく生まれました。

「羊水過小でこのままお腹にいても育たなくなってしまう」と言われ

入院することとなり、少し小さめでこの世に生まれてきました。

 

そんなこともあってかずっと

 

「小さい」

 

 

「成長曲線を外れている」

 

 

「要観察」

 

と言われ続けていました。

 

毎月体重を管理されて、

厳しいこともたくさん言われてきました。

 

生まれた時から低体重のレッテルを貼られていました。

 

  大きく育てなくては…

 

だからこそ、体重を気にして、成長曲線を気にして

人一倍大きくなるために必死になってきました。

 

離乳食が始まっても一生懸命、大嫌いな料理を、息子のために

やってきました。

 

それでもある日突然やってきた食事拒否…

焦った私は、毎月栄養士や保健師さんに相談し、指示通り

たくさんの事を実践していきました。

 

しかし、思ったような結果が得られないまま

半年が過ぎたある日の相談会で…

 

 

  『ママの努力が足りないのね!!』

 

栄養士さんに言われました。

 

 

 『私の経験ではこんなに食べない子はいない!きっとママの努力が足りないのよ!』

 

 

 『あなた言われたこと、本当にちゃんとやっているのかしら!?』

 

 

 『きちんとやっていればもっと改善しているはずよ!』

 

 

…嗚呼、私が悪いんだ…

そっか…私って頑張ってないんだ…

 

 

そっか…私のせいで息子って小さいんだ…

 

 

私のせいで…

 

 

私って努力していないんだ…

 

 

他のお母さんみたいに【ちゃんと】やれてないんだ…

 

 

 

そう思いました。私が息子を食べない子にさせたんだ、と強く感じたのを

今でも鮮明に覚えています。

 

 

 

  ショックで泣き崩れた

 

そう言われて私は

 

保健センターの玄関で、車まで辿り着けずに

泣き崩れました。

 

 

私の全てを否定された…

私の努力は努力じゃ無い、と言われた…

全部が間違っていると言われた…

母親失格のレッテルを貼られた…

栄養士にまで見捨てられた…

 

 

 

私は当時そう感じてしまいました。

 

栄養士さんに見捨てられたら、もう終わりだ…

 

 

こんなに努力しているのに…まだ足りないの…?

 

 

絶望に近かった。

 

 

 

  その後どんどんおかしくなっていった

 

『1食5〜6品は出してみてくれる?そこから食べられるものある?と息子くんに聞いてみて。それを続けていきましょう』

 

そう言われて、とにかく料理をしまくるようになりました。

 

すると、5品が7品になり、7品が10品になり…

 

 

気づけば、時間を割いて15品作るようになっていきました。

 

(↑マジで毎日、食卓こんな状態だった)

 

 

15品作るために、息子を怒鳴りつけて料理することもありました。

「今、料理してるんだから、邪魔しないで!!!」

 

 

(あれ…私、息子のために料理しているのになんで怒鳴ってんだろう…)

 

そう思うことはもちろんありましたが、

当時はとにかく料理を出す、何としても食べさせる!に

命をかけているような感じでした。

 

 

そして当時は

◉15品作れない私はダメな人間。

◉今日は13品しか作れなかった、私って最低。

と、できない事にスポットを当てて、とにかく自分を責めまくっていました。

 

 

  いつしか、食べさせる  → 15品作ると安心に変わっていった

 

とにかく食べさせる、食べさせなきゃ!と焦っていた私でしたが

次第にそれが

15品作ると安心…

 

に変わっていっていました。

 

 

自分を安心させるためだけに15品作っていくようになっていました。

 

 

別に15である必要なんて何もなかった。

10でも5でも良かったハズ。

 

でも、とにかく異常に料理を作ることでホッとする自分がそこにいました。

 

 

 

恐らく「え…そんなの真似できない」と言われるであろう量、と言うのが必要だったのです。

 

 

 

  私が本当に得たかった得たかったもの

 

私は最初は「食べさせる」「食べさせなきゃ」で色んなことをやってきました。

 

 

でも、私が得たかったものは…実は違ったんです。

 

私が本当に得たかったもの。それは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はダメママじゃない、母親失格じゃない…

 

私の産んだ息子は体重の少ない小さくて可哀想な子じゃない…!

 

 

 

食べさせるための15品は、私を守るための手段だった。

 

 

私は息子の食事拒否を通して、必死で自分の弱い部分を隠してきた。

 

 

 

自分を守るために必死に、誰も真似できないことをやってきた。

私の矛と盾のような事だった。

 

 

  今の私が、過去の私に言えること

 

料理するより、今の目の前にいる可愛い息子と向き合う時間を大事にして。

 

 

愛おしい時間なんだよ。

 

 

もう二度と戻ってこない時間だよ。

 

 

 

 

 

こんなに可愛い息子に気づいて。料理より大事な事に気づいて。

 

 

  同じようにプロから心無い言葉を言われた方へ

 

保健師さん、助産師さん、栄養士さんから

ちくっと言われた一言で、自分を責めてしまったり

傷ついて立ち直れなくなったり…

 

そんな方がいらっしゃれば、参考にして頂きたいです。

 

プロの言葉は絶対のように思ってしまいますが

目の前のことに必死すぎる時は、自分の思い込みには気が付きません。

 

 

私は子育てを学ぶまで、15品作り続けていましたよ。

 

 

もし子育てを学んでいなかったら、

今も変わらず作り続けていたことでしょう。

 

 

そのくらい「知る」「知らない」とでは大きく人生が変わります。

 

 

 

私は自分の思い込みから解放されて、

本当に楽になった。

 

本当に子育てが楽しくなった。

 

 

もし、【今が何となく辛いけど、もっと頑張らなきゃ】

と思っている人がいたら、

一度子育てを学んで、解放されるチャンスを掴みませんか。

 

 

私のようにきっと楽になれることがあるはずです。

 

誰でもいつだって遅いなんてことはありません。

公式ラインまでご連絡お待ちしております。