和歌山県の熊野本宮大社
が
昔あった場所である大斎原に
母と私は二人で来させて頂きました
早朝の誰もいない大斎原の祠にて
声に出して祝詞を上げ
ゆっくりお参りさせて頂きました
お参りが終わると母は
「ここはまさに聖地ね
祝詞を上げた後
お参りに来させて頂いた感謝を述べて
『何か不足はありますでしょうか？』
とお聞きしてみたら
『なんの不足もない…』
と声が聞こえてきたのよ～
そして大きな力で包み込んで下さった…
この地に降りたち
今は他の地に移ったけれど
魂は残っているのね…
そして熊野の神さまとも繋がる場所よ
私が思うにこちらは
お願いをする所ではないね
こころ穏やかに
全てを浄めて下さる場所よ
本当に聖地と言う言葉がピッタリ」
と言って母は再び手を合わせました
そして続けてこう言いました
「手を合わせてたら
昔の映像を見せて下さったよ
こちらに熊野本宮大社があった時
そこはとても大きな神社でね
皆さん川を渡り
歩いてお参りに来られてた
だから参道にあるあの川も
伊勢神宮の五十鈴川と同じように
禊ぎの川だね
こちらにお参りする前に
この川で手を洗い浄めてから
お参りするとより良い…
今は神社としてのお役目は
熊野本宮大社にお移しになられたけど
こちらもとても意味がある場所…
熊野本宮大社にお参りする際には
合わせてこちらもに来られて
手を合わせてほしいね」
私と母はゆっくりお参りしていたのですが
この聖地の雰囲気に浸りたいと思い
お参りが終ってもなかなか腰が重く
しばらく境内に滞在していたのでした…
でもこの日どうしても
次に行かせて頂きたい神社もあったので
後ろ髪を引かれながら
参道を戻って次の目的地
奈良県の天河大弁財天社へと
向かったのでした...
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