もう会えないと思っていた
不思議な能力を持つ能登の人が
再び私の勤めていた職場に
訪ねてきてくれました
その後の先輩のことなど
お話ししていると
能登の人は
「自分の事は全く分からない
こんな能力は欲しくなかった」
と話すのです
もっと話をしたかったのですが
結局その日はとても忙しく
時間をとって話すことが
できなかったのです
その忙しそうな私たちを見て
察したのか能登の人は
「忙しそうですね
今日は帰りますね」
と立ち去ろうとするので
焦った私は
「またお会いできますか？」
とお聞きすると
能登の人は振り返り
ニコっとして歩きだしました
その後ろ姿に私は
「先輩も会いたがってたので
来られた事お話しますね〜」
と言いました
すると能登の人はピタっと立ち止まり
振り返ると
「んーあなたの先輩ね
残念だけど…
もうひとり出産するけど
10年ぐらいで離婚しちゃうかも
でも強い人だから大丈夫
1人でしっかり子供2人を
育ててる姿が見えます
あっ
でもこのことは
結婚したばかりのあの人には
言わないで下さいね」
と言うと再び微笑みながら
人差し指を口の前に立てて
シーとナイショの仕草をして
立ち去ってしまいました
私は残念に思いながら
能登の人が立ち去るのを
見守ることしかできませんでした...
そしてその後
もちろん先輩には
そこでお聞きした話は
しませんでしたが
能登の人が話した通り
その２年後に
もう１人子供を授かるものの
後に離婚してしまい
シングルマザーとして
2人の子供を立派に育てました
私もその先輩とは
今は年賀状だけの付き合いに
なってしまいましたが
最近孫が出来たようで
幸せに暮らしているようです
この一連の話を
私の古くからの友人に
話したことがあって
その友人が覚えていたらしく
以前の「小さな頃にひらいてしまって…」
という記事を読んだ友人が
「この話しは能登の人のこと？」
と聞いてきたのです
でも能登の人とは
もうこの後会うことは
ありませんでしたので
この話しは能登の人とは
別の人なのです
思わぬところから
「能登の人」と聞いて
そういえばこんな不思議な人いたなぁ
と思いだしたので書いてみました
でも私って母がひらく前や
霊能者の先生にお会いする前から
こんな不思議な体験してたんだなぁと
改めて思ったのでした
きっと能登の人は
こんな不思議な力を
人に見せることなく
でも、封印する事もせず
普通の人として
今もどこかで暮らしていると思うのです
能登の人…今どうしているんだろう…
今、お会いしたら
神社仏閣で神様仏様の姿が見えたり
声が聞こえたりするのかなど
いろいろ聞いてみたいなぁ
このように私たちが知らないだけで
密かに不思議な能力を持つ方は
きっとまだまだ
いらっしゃるのでしょうね
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