巳酉丑参りは金運のお参りで
一粒万倍とも関係しています
このお参りの仕方が独特で
巳の月（５月）
酉の月（９月）
丑の月（１月）
それぞれの月に２～３回ある
巳の日
酉の日
丑の日
のできれば
一粒万倍日と重なっている日の
巳の刻（午前９時～11時）
酉の刻（午後17時～19時）
丑の刻（夜中１時～３時）に
三年間休まずお参りする
というものです
お参りする神社仏閣も
方位で決まっていて
私が教わった話では
【関東では】
巳は江島神社
酉は鷲神社
丑は清澄寺
【関西では】
巳は大神神社
酉は大鳥大社
丑は北野天満宮
でお参りするということです
お参りの仕方は
まず一万円を布にくるんで
真ん中に“一粒万倍”と書き
左下に自分の名前または
会社名と代表取締役の名前を
書いたものを用意します
また、お供え物としてお酒と
私たちはお賽銭として千円札を
名前を書いた熨斗袋に入れて用意しました
そしてお参りの際には
お酒を奉納しお賽銭（千円）を入れ
この一万円がくるまれた布を飾り
『この一万円が万倍にもなりますように』
と祈ります
この布にくるまれた一万円は持ち帰り
三年間同じようにお参りするのです
私はお参りが終わったら
この布にくるまれた一万円は
神棚の下の棚にそっと置いておきました
そしてこの巳酉丑参りを達成し
この三年間の想いの詰まった
一万円を投資などで使うと
この一万円が万倍にもなる
と言われている秘儀なのです
しかしこのお参りには
とても難しい所があり
巳酉は神社が開いている時間なので
問題ないのですが
問題は丑の時間なのです
丑の時刻は
大体午前２時くらいになり（１時～３時）
お参りがしにくく怪しい時間ですし
参拝時間外ということもあり
参拝させていただく神社仏閣にも
ご迷惑がかかる可能性もあります
私たちの場合
千葉県の清澄寺に事前に
連絡を入れさせていただき
事情を説明しました
その時、清澄寺の方に
「たまにそのお参りされる方がいますね～
分かりました～」
と快く仰って頂き
親切に灯りまでつけて頂いたので
助かっていました
ただ毎回このようになるとは
限らないのが難しく
このお参りは大変なのです
ここまで巳酉丑参りについて
書いてきましたが
決して皆さまにおススメしているわけではなく
こんな独特なお参り方法があることを
ご紹介したかったのです
このお参りは秘儀と言われているだけあって
それは私のような悪態をついたり
相当の覚悟がないと怖い事が起こる
とても危険なお参りでもあるからです
そうこれは決して誰でも
簡単にはしてはいけないお参りなのです…