大きな神社などでは
たくさんの摂末社がありますが
お社の前を通りかかった時に
私は失礼のないように
一礼だけしていました
ある時、私の住まいの近くにある神社に
母とお参りに行った時のことです
その神社にはたくさんの
摂末社があるので
いつもは本殿以外の末摂社には
おじぎだけをしていました
その末摂社の中の一社に
三輪神社がありました
私は奈良県の大神神社にも
よく行かせていただいておりますが
私の息子がその時通っていた学校の
氏神様が三輪神社でした
私はその時ちょうど
息子が通っている学校の
氏神様の三輪神社に
お願いごとをしていて
そのお礼参りを
息子と一緒にしたかったのですが
その神社に行くには少し距離があり
また息子と時間が合わなかったりで
なかなかお礼参りに行けていませんでした
その事がずっと気になっていた私は
この近所の神社に一緒に
きていた母にその事を伝えると
「それならその気持ちを
ここの三輪神社でお伝えしたら？
“必ず近々子供とお礼参りに
行かせていただきますのでお許し下さい
そしてこのことを三輪神社の
大神様にお伝えください”
と言えばきっと伝えてくれるよ」
と言うのです
「そんな伝言みたいな失礼な事大丈夫？」
と聞くと
「その事を誠心誠意
丁寧に話すと失礼にあたらない
それに同じ三輪神社の
神様同士なので通じ合っているし
神様はそんな事で怒らないわよ」
と母に言われたので
私は近所の神社にある末社の三輪神社で
そのようにお話ししてみました
すると母が
「わっびっくりした
」と驚き
「ここの三輪神社の神様が
“心得た！伝えおくぞ！”
と大きな声で仰ったよ」
と言いました
同じ系列の神様は家族のようなもので
お願いをより早く伝えて下さるのだなぁ
ということを知った私でした