初めてご覧になる方は、【母と龍神様】の記事からご覧ください。
写経好きの私の友人のMさんがいます
Mさんはとてもお寺が好きで
お寺を回るのも見るのも好きでした
そしてお寺で静かに写経をするのが
とても好きな方でした
私もよくMさんから誘われて
「今度お寺で一緒に写経をしない?
とても心落ち着いて良いよ」
写経にも興味があったので
「ぜひ行きましょう!」
と約束し予定をたてました
Mさんに写経に誘われたことを
母に話すと
「写経をすること自体は
全然悪いことでもなんでもないし
心を落ちかせるには
良いのかもしれないね
でも書いた写経の紙あるでしょ
この紙はお寺に置いてきてね
この写経の紙には
自分の念が籠っているから
あまり家においておくのは良くないよ
そして母は続けて
「でもねきっとこの方…
家に写経の紙を持って帰ってきてるね
そして夜に写経をしているよ
この方が夜にテレビも消して
シーンとした中で
静かに一心不乱に写経を
している姿が見えたよ
この方の前世は
小さな頃からお寺に預けられ
尼さんだったことがあるね
「普通の家庭を持ち子供を持ちたいな」
と願いながら亡くなったのよ
そして今世では願いが叶って
普通の家族を持ったけど
やはり仏門の世界に入りたい
という気持ちがあるのね
面白いものね」
と言われ驚きました
というのもMさんはいつも私に
「本当は出家したいんだ
もし結婚して子供がいなかったら
絶対出家して尼さんになってると思うなぁ」
と言っていたからです
母は
「夜にお経をあげるのも
良くないけれど写経も同じ
波動が合えば霊とか
いろいろなものが寄ってくるよ
だからこの方には写経をするなら
朝にするように言ってね
あと家にある写経の紙は
お寺に行って
お札やお守りを
お返しする所に入れて
そう母に言われました
このことをMさんに伝えると
Mさんは驚いて
書店で写経の練習帳を買ってきて
家族が寝静まった後
夜な夜な写経をしていること
そして自分でもきっと
前世は僧侶だっただろうな
と思っていたことを話してくれました
その話を聞いたMさんは
夜の写経は止めたようです
夜は確かに一番自分の時間が
作れるときかもしれませんが
なるべく神様仏様のことは
夜間ではなく
朝の清々しい時間にした方が
良いと言うことを
教わった出来事でした