私の友達のNちゃんは
昔ながらの大きな家の一人娘です
結婚の時も旦那さんに
養子に入ってもらい
Nちゃんのご両親と
一緒に住んでいました
やがて娘も生まれ
家族５人で住んでいたのですが
次第に夫婦の折り合いが悪くなり
旦那さんは出て行ってしまいました
そのため現在はＮちゃんと
ご両親そして娘さん４人で
その大きな家に住んでいます
その家には代々伝わる
大きく立派な仏壇があり
これもまた大きく立派な
神棚もありました
ご両親は仏壇のお世話は
毎日するのですが
神棚は毎年大晦日に一度掃除して
町内会から天照皇大神宮のお札を購入し
取り替えるくらいとのことでした
それ以外は神棚を触っている
ご両親の姿を見たことがなく
手も合わせていないようでした
Nちゃん自身ももちろん
神棚があることは知ってるけど
仏壇には手を合わすのに
神棚には手を合わせたこともなく
中をきちんと見たこともなかったようです
以前、私の実家にＮちゃんが来た時
神棚の話になり
その何もしてない神棚の話を
母にすると
「神棚があるなら
整えないと失礼にあたるよ
ご両親ができないなら
これからはNちゃんがすれば良い
もし皆が大変でできないなら
もうお札をお返しして
白い布を神棚にかけておいた方が良い」
