初めてご覧になる方は、【母と龍神様】の記事からご覧ください。
石川県金沢市の尾山神社は
戦国時代の前田利家公を祀っています
私たちの地元の神社のため
よくお参りさせていただいております
ある年の初め、私たちは尾山神社で
ご祈祷をして頂くことにしました
一緒にご祈祷していただく方の中に
初宮参りと思しき
かわいい赤ちゃんがいました
ご祈祷が終わってから母が
「ご祈祷が始まり太鼓が鳴り出すと
本殿から武将の御祭神が
武士の格好をした眷属神を従えて現れた」
と言ったのです
そして神職の方が順に参拝者の
名前と住所を言っている間のこと
「その赤ちゃんの名前と住所が呼ばれると
御祭神の武将の神様に促され
眷属神の神様が住所と名前を
メモし出したのよ
」
」「こんなふうに覚えられて
これから成長を見守ってくださるんだ
と改めて思った」
」と言いました、そして
「昔からのこういった行事には
全部意味があり
昔の人はわかってやってたんだね」
としみじみ言いました
産土神（うぶすながみ）さまとは
氏神様とは違い生まれた土地の
守護神さまのことです
末の妹の御縁結びを叶えてくださったのは
産土神さまでした
この話から初宮参りの赤ちゃんを
見ると私はいろんなことを想像します
京都の北野天満宮は
学問の神様として有名な菅原道真公を
お祀りしている神社なので
初宮参りしている赤ちゃんを見ると
「賢い子になるのかなぁ？」
と思ったり
石川県の白山比咩神社のご祭神である
菊理姫様はご縁結びの神様だから
七五三の子を見ると
「この子はこれから良い出会いが
たくさんあるのかなぁ？」
と勝手に想像しています
