その間、私は母のすぐ隣で
ひれ伏していました
すると
「フゥ~~、、、フゥ~~、、、」
と聞こえてきたので
少し頭を上げて
母の方をそっと見ると
深く長く聞こえるぐらい大きな音の
鼻息が出ていました
まるで真冬の外にいるかのように
その鼻息は白くなっていました
母の目は閉じていましたが
また急に見開き怖い目で
こちらを見るのではないか?と
とても恐ろしく思い
私は思わず後ずさりし
再度ひれ伏しました
目の前にいるのは母ですが
今は母ではない…
そう思いました
しばらくじっとしていましたが
私は頭を上げて思いきって
話しかけてました
「龍神様、出てきてくださって
ありがとうございます
申し訳ないのですが
質問してもよろしいですか?」
と言ってみると
母(龍神様)は
コクリとうなずいてくださいました