今年5月に
『気胸』 という
わけのわからん病気になりました。
当時は 経過をおもしろがって書いていた頃。
一ヶ月かけて自然治癒しましたが
ほぼ一ヶ月後に再発。
その頃から
自分の病状について
あまり詳しく書かなくなりました。
なぜならば
自分の病気について
よくわからなくなったからです。
あれから検査や手術をして
わかってきたこともありますから
最初から整理して書いてみようかと。
まず 気胸と言うのは
胸腔の中に空気が入って肺が縮んでしまうことです。
胸腔ってのは
肺と肋骨の間にある袋のことで、下は横隔膜で仕切られているらしい。
普通は肺がMAXに膨らんでいるので
その胸腔という袋には空間がなく、
肋骨側に押しつけられて ぺちゃんこの状態が正しい。
普通、ぺちゃんこの胸腔内に
空気が入ってしまって肺を圧迫している状態が 気胸。
気胸には その原因によって いくつかの種類にわかれます。
①『自然気胸』
肺嚢胞(ブラ)の破裂が原因
②『続発性気胸』
腫瘍・結核・膿瘍などの肺内の病巣が原因
③『外傷性気胸』
事故などによる胸部の外傷が原因
④『医療性気胸』
穿刺などの医療行為が原因
⑤『月経随伴性気胸』
異所性子宮内膜の月経に伴う脱落が原因
気胸になるのは
男性が80~90%を占めるそうです。
5つも挙げましたが
ほとんどの場合は ①『自然気胸』 。
10~20歳代の男性に多く、
長身で痩せ型、胸板の薄い人に多い傾向だそうです。
一説には
身長の急激な伸びに
肺の成長が追い付かないことが原因と言われています。
そういう体型の人の肺には
『ブラ』 と呼ばれる風船のような袋が
しばしば見られ、
それが破裂すると胸膜に穴があき、
肺から胸腔へ空気が溜まって肺を圧迫する。。。
ブラが破裂しても すぐに穴は閉じる場合もあり
胸腔に溜まった空気は 自然に血中に溶けてなくなる。
穴が閉じずに 空気が漏れ続ける場合や
漏れた空気が大量で 肺をかなり圧迫している場合は
入院してドレーンという管を胸腔に挿入して空気を持続的に抜く、
あるいは
再発などの場合は手術などでブラを切除する、
などが必要。。。。
2010年05月07日
初めて気胸を起こした時
上記より もっと簡単なバージョンの説明を受けました。
最初に医師から聞いた 気胸の種類は
①『自然気胸』
②『続発性気胸』
③その他
だったのです。
恐らく 『自然気胸』 でしょう、とのことでした。
医師も はな
の体型を見て 『細長い』 と思ったでしょうし
はな
自身も
『ええ、急激に伸びましたよ。中1~2にかけて 15㎝。』
と納得したわけです。
男子じゃないけど。。。とも思いましたけど。
はな
の 初めての気胸は
軽~中等度の肺の虚脱だったため、
胸腔穿刺で空気を少し抜き (『脱気』 と言ったりもする)
とりあえず自宅で安静にするように、とのことでした。
胸腔穿刺(きょうくうせんし):
肋骨の間から胸腔内に注射針を刺して
貯留した水や空気を採取すること。
ちなみに 医師が失敗して肺に差しちゃったりすると
④『医療性気胸』 になったりする
インターネットが普及している現代、
一応、家でも 気胸について調べたわけです。
素人なりに。
すると 驚きの新事実。
医師の説明では
おそらく 『③その他』 にまとめられたであろう中に
⑤『月経随伴性気胸』
ってのがあるじゃないですか。
インターネットによると
『生理の前後に起こす気胸』
というような意味の事が書かれてありました。
医師から聞かれもしませんでした。
『最近、生理は いつありましたか?』 とか
一言も聞かれなかったのです。
まさか胸の痛みと生理が関係してるだなんて
想像すらしていなかったから 自ら言わなかったし
聞かれなかったから言わなかった。
でも
はな
、生理の終わりかけだったんです。
気胸というのは
厳重な経過観察が必要で、
翌日も診察に来るように言われていました。
2010年05月08日
診察室には前日と違う医者が。
素人がインターネットで調べたことを医者に言うのは
かなり勇気が必要です。
インターネットには嘘や思い込みも多いから。
ま、今 はな
が書いているこの記事も
思い込みとか入ってるかもしれないけど。。。
とにかく 聞かないわけにはいかないので
言ってみました。
昨日、インターネットで調べてみたんですけど
生理に関係する気胸があるって。。。
それで、昨日は聞かれなかったんですけど
実は私、生理の終わりかけでして。。。
そう言うと
無表情の医者は
『まあ、それはないでしょう。』
と言いました。
???
レントゲンの写真で判断できることなのかな?
と思い、『あ、そうですか。』
と引きさがりました。
随分 後になってから思ったのですが
これは恐らく 『その確率は極めて低いでしょう』
という意味だったかもしれません。
そう言わしめるほど
『月経随伴性気胸』 は稀な病気なんだそうです。
そして 『月経随伴性気胸』 である、と判断するのは
レントゲンやCTでは 不可能であることを
もっとずっと後に知ります。
レントゲンではブラの確認はできませんが
CTでは確認できる場合もあるみたいです。
また、『破裂したブラ』 かどうかも わかることもあるとか。
はな
の 胸部CT画像では
『破裂したブラ』 というのはハッキリわからなかったものの
両方の肺に 『ブラ』 が存在することがわかりました。
そんなわけで
その後も はな
は
『ブラ破裂による自然気胸』 の病名の下
一ヶ月の経過観察を終え、
最後の検診の時には
すっかり元気になっていました。
2010年06月08日
体調もすっかり戻り、肺の状態も良好。
もう経過観察も終了しましょう、と。
再発の可能性もありますから
そうなったら手術ということも考えましょう、と。
完治しました。
2010年06月11日
最後の検診の3日後でした。
気胸が再発したのは。
最初の気胸の ほぼ一ヶ月後。
生理になったばかりでした。
≪つづく≫