遥か昔の

結婚式・新婚旅行の思い出 語り中です。



前回までのお話

 『①昔の日記を引っ張り出す』 はこちら
 『②旅にアクシデントは付き物』 はこちら
 『③今日は引き立て役』 はこちら


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グアム 4/4


晴れ渡る空。

挙式当日です。


9:00

ウェディングプロデュース会社から

迎えの車が到着。

オフィスに着き

最初にサラッと式次第を説明されましたが

ほとんど覚えられませんでした。



覚える気のなさそうな新郎新婦を見て


まあ、ちゃんと覚えておかなくても
牧師様が何とかしてくださいますから。。


とアドバイスをくれたので

何とかしてもらう事にしました。



次は相方の衣装選び。

パッと見て気に入ったものを手に取る。

グレーのフロックコート。

他のデザインと比べて ちょっと高かったけど

こういう時は気に入ったものを着ないと。


親から 『守銭奴』 と呼ばれる はなブタネコ でも

こんな時ばかりは寛大です。

後悔しても嫌なので

相方の好みに任せました。


でも

ぴったりのサイズがなくて

少し大きいものになってしまいました。

ウエストサイズに合わせると

すそが短くて格好が悪い。

痩せていると こんな時に不便。。。



はなブタネコ のヘアメイク・メイクの担当は外人でした。

あたりまえ?


意思、伝わらなさそー。。。

と思いましたが

イメージの写真を見せながら

『こんな感じ!』と(100%日本語で)言うと

うなずきながら 手際よく髪をまとめ始めました。


大きなメイクボックスを覗きながら

好みの色などを伝え

想像に近い形で出来上がりました。

プロってすごいな~。

写真見ただけで なんとなく出来ちゃう。


日本から持っていったドレスと小物を身につけ

相方と待合室で待っていると。。。

やってきました リムジン!!!


無駄に長いボディを光らせ

堂々とロビーに横付けです。


頭をぶつけないように乗り込み

遥か前方の運転手に挨拶して出発。


教会までの道のり

はなブタネコ 達の乗るリムジンをみんなが振り返ります。

軽い優越感。


教会につくと

ジョン・トラボルタに似た牧師様が待っていました。

日本語は一切話さないらしい。

日本人コーディネーターが

牧師様のお言葉を訳してくれる。

(このコーディネーター、)

(中学の時の体育の先生に似ててビックリしました。)

(転職したのとか思いました。)




では 始めましょうか!

とコーディネーターが言いました。

映画監督が 『スタート!』と言う場面が

ふと頭に浮かびました。


おとーさんと並んで 扉の前に立つ。

神聖な音楽が流れ

一転 辺りは荘厳な雰囲気に覆われる。

この扉の向こうには

おかーさんと きょうだいと、

相方が立っている。。。


普通はここら辺から

感極まって泣いたりするんだろうな。。。

と思いながら

これから始まるショータイムにわくわく。


扉が左右に開いて

目の前に広がるガラス張りの空間。

視線を足元に移せば

ガラス張りのヴァージンロード。

そのまま

ヴァージンロードの先を目で追うと

ジョン。。。

いや、牧師様がこちらに微笑みかけている。

ガラスの向こうには青い空・青い海。

う~ん、期待通りだわ。


ふと

きょうだいと目が合いました。

非常に変な顔をしていました。

泣きたいの?

それとも笑いたいの?

こちらも思わず笑いそうになりましたが

きちんと 『花嫁』 をこなさなければ。


相方のところまでたどり着くと

牧師様が英語でなんか話を始めました。

さっぱりわからないまま

おとーさんが 『Yes,I do.』 と答える。

とにかく 何かを承諾したに違いない。


おとーさんが参列者の席につき

引き続き

はなブタネコ と相方は

牧師様のありがたい言葉に耳を傾ける。

(このお話は)

(区切りのいいところでコーディネーターが訳してくれました。)


そして

いつの間にか お話しは終わっていたらしく

二人とも促されるまま 『Yes,I do.』と答え

何かを誓いました。


さっぱりわからないまま

儀式は厳かに執り行われ 非常に満足。

この

『英語ゆえに、よくわからない』 ところがいい。

そもそも

海が青ければよかったのです。



撮影タイム。

角度を変え 場所を変え

芸能人気取りでカメラの前に立つ。

教会の中はエアコンで涼しかったのですが

外の撮影は猛烈に暑い。

ロングジャケットを羽織る相方は

特に暑そうでした。

黒にしなくてよかったね。



リムジンでホテルまで送ってもらいました。

相方は物凄く嫌がっていました。

『みんな こっち見てるやんけ』 などと

軽くキレ気味でしたが

彼は誤解しているのです。


注目を浴びているのは

はなブタネコ 達二人ではないのです。

注目の的はあくまでも はなブタネコ

見られてんのは あ☆た☆し。

君じゃないのよ。


チビッコから手を振られ

笑顔で手を振り返す。

海外という場所が

微妙にフレンドリーにさせるのでした。


ロビーや部屋で写真を撮ったり

きょうだいにドレスを着せて遊んだり

のんびりした挙式当日でした。




≪つづく≫


続き 『⑤タヒチに沈む太陽』 はこちら