週一ペースで通っている
『心理学講座』
気が付けば学び始めてもう1年になります。
講師の先生が一番重要視され、
時間を使っているのが、
『青年期の心理』です。
疾風怒濤の時代。
疾風怒濤…激しい風と荒れ狂う大波
と例えられるそうです。
青年期…中学生くらいから。
それまでは児童期。
この図のように
自分から見える外の世界だけを見ていた
児童期から、
本当の自分とは何なのか?
自分は人からどんな風に見えているのか?
そう意識が変わっていく青年期。
第二次性徴によって、体がどんどん大人に近づく。
この体の成長スピードが近年は
どんどん早くなり、(発達加速現象)
体ばかりが大人になっていき、
心は追いつかない。
この図はとても分かりやすかったのですが、
体が大人だから『子供』にも入れず、
だからと言って
『大人』にも入れてもらえない。
斜線部分にいる
『周辺人』
と呼ばれるのが青年期の心理だそうです。
性ホルモンの分泌による体が変わっていく
不安。
どんどん高まる性的欲求との葛藤。
欲しいものも誘惑も蔓延していても、
まだ自由にならないお金、権利。
多様化していく価値観、不安定な社会の中で
描きづらい『将来の自分』
フラストレーションの塊を抱えて生きる現代の青年期。
フラストレーションのはけ口の
約8割が外側に向き、
暴力、暴言やいじめになったり、
約1~2割が内側に向き
引きこもってしまったりする。
部活とかスポーツとか、なにか
たくさんのエネルギーが健全に発散できる場が
必要なんだろうな。
と感じました。
思春期、これから
わたしもうまく対応できるか、
分かりませんが、
こんな嵐の中みたいな不安定で
飛び立ちたくて、でもまだ抱きしめてほしくて・・
自分がその時だった気持ちを思い出して
信じて見つめていけたら。
と思います。
とても心に残った言葉
《苦しみなさい、葛藤しなさい、逃げてはいけない。》
失敗しても、迷っても、間違えてもいい。
でもここを必ず通って行きなさい。
信じて、見守りましょう。
いつか飛び立つ日の為に。
この言葉はこんな風に聞こえました。
あおい さち