今回はインフルエンザについて書いてみます。

インフルエンザってどんな姿か知っていますか?

「ボールに小さな突起が幾っも付いているのを写真で見た!」って人が多いと思います。

しかし、それはインフルエンザウイルスの鎧であって本当の姿ではありません。

本当の姿はらせん状の遺伝子RNAの形が本来の姿デス!

鎧を着たまま人の体に入り目的の細胞にたどり着くと鎧を脱ぎ棄て細胞の中に侵入。

そして、細胞内の遺伝子を使い自分のコピーを大量に作らせます。

細胞内がコピーだらけになり破裂、他の細胞に侵入、コピーを繰り返してゆきます。

これが感染です。

この状態を指をくわえて見ているほど人の免疫は優しくありません。

感染前のウイルスを捕まえデータを取り軍隊を招集!数が揃ったところで戦いの狼煙を上げます!

これが発熱です。

一気にウイルスをたたき勝負はついたその時に、咳、鼻水等が出てきます。

ウイルスは別の体を求めて咳等にのって体外に逃げてゆきます。

発熱、咳、鼻水は免疫反応です。

先ほどの軍隊!これが抗体と呼ばれるものでウイルスの違いを認識して確保、殺傷します。


この抗体!どれだけのウイルス等に対応できるかというと、


「10の15乗!もの組み合わせが可能!」だそうです。



しかし、この機能が働くためには感染が必要です。


最初から10の15乗もの数の抗体は持っておらず、感染するたびに作られます。


これを利用したのがワクチンです。

ただ、ワクチンも感染させ免疫を獲得させるのが目的ですから安全とは言い切れません!

なぜなら、年間に何人もの人がワクチン接種で亡くなったり、重い後遺症で苦しんでいるのも事実です!

どんなことにもリスクは付いて回る事を理解しなくてはなりません。

最近では感染症に罹る事で体を作る事が科学的に証明されつつある事!

また、1993年 風邪と解熱の関係では

風邪やインフルエンザで受診したグループ!

解熱剤を出さなかったグループ!にわけて、37.5度以上の発熱期間を調べる。

解熱剤を使ったグループは一時的に解熱剤が効いたものの
37.5度以下になるのに平均3,47日かかった。

使わなかったグループは1,99日で下がった!

という報告がありました。

体温の上昇は免疫が働くのに必要だと言う事がよくわかります。

最後に感染予防としてうがい、手洗いは効果が高く、

正しい手洗い1日5回で風邪、胃腸炎にかかるリスクが半分になるそうです。

しかし、手洗いの後は絶対に顔等を触らない事だそうです!