日差しの暖かさがとても心地よく感じる
朝でした。
慢性腰痛専門 もりもと治療院の森本です。
私が修行していた時、師匠に言われた言葉が
「強く揉んでも良くならない。それは患者さんのためにならない。」
とよく言われました。
その当時自分ができる精一杯の事が
強く指圧をして少しでも長く体に触れることで患者さんが喜んでくれる。それが治療につながると信じて施術していました。
それから20年近く過ぎた今
師匠の言葉が良くわかります。
強い刺激も揉む事も治療とは関係なく
嗜好の問題なんだと。
「強い刺激を求めているのはスッキリ感が欲しいだけで
それで良くなる氣がする。」
これが施術者である自分の勝手な思い込みであったと氣が付きました。
疲労困憊している筋に強い刺激で喝をいれても
より疲労と筋肉繊維を傷めつけているだけだとわかった現在では
揉むではなく
「関節を動かす」
「歪みと可動域を回復」
「皮膚の動きを改善する」
すると筋肉は緩み動きも良くなり
身体のバランスも良くなる。
痛みや違和感から回復への道は意外なところにありました。