昔、空手を習っていた頃

先生から「顎を引け、顎を!」とよく怒られました。

顎を引く

顎を首に引き付ける

やや下向き加減になる感じでしょうか?

確かに顎は急所なので突きや蹴りが顎に入れば

脳震盪を起こして氣を失うので

武道や格闘技では守らなくてはいけない部位です。

ところがスポーツや日常生活となれば違うのではないでしょうか?

そもそも顎を引くとは

顎を首に引き付けたりやや下向きになるのではなく

少し上を見る

顎の筋緊張を緩め正面を見るが正しいはずです。

 

顎の特徴として

今まで言われてきた顎を引くだと

顎が前方、前に動きます。

 

一度やってみて下さい。

 

顎の力を抜き少し口元を緩めながら

下を向いてみます。

 

必ず顎は引かれず前に出ます。

 

そこから正面を見るために顔を上げると

顎が引かれるのが分かるはずです。

 

顎を引くとは顎の力を抜き

正面を見る事だったんです。

 

一流のプレーヤーが

最高のプレーをしている時は

口元の力が抜けています。

 

我々の日常生活でも同じで

顎の力が抜けない事で様々な

身体や心の症状を作り出します。

 

顎の力を抜き正面を見る。

一度お試しください。

 

慢性腰痛専門 もりもと治療院

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