早期リタイアで予想外にかかったお金 | 初心者大家のブログ

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2011年に2棟のマンションを買って2015年、55歳で早期リタイア。こよなく愛する福岡のこと、愚痴めいた経済コラムも書いてます。

GW最中、自宅でぼんやりとネットサーフィンしながら早期退職を考えているサラリーマンの方も少なくないでしょうね。思えば私も50歳になったころ、休みのたんびに早期退職を考えていました。

 

そのころのブログを読み返してみたところ、こんなのが出てきました。

 

死ぬまでに必要なお金

 

ざっくりとした計算ですが、55歳でリタイア後2年経過して、結構当たっているなあと。特に生活費を年間600万円と予想している点。ヘタレなんで漠然と多めに予想していただけですが。

 

2年後の今になって検証してみたところ、私の場合は2つの理由がありました。

 

1つは、旅行。毎年100万円はかけています。年2-3回の長期旅行と月1回の温泉旅行。

 

もう1つが医療費。こちらも昨年は70万円、今年は100万円近くになるかも( ´(ェ)`) なぜこんなに多いのかというと、インプラントなどの歯と脊柱管狭窄症の治療です。

 

セミリタイアを考え始めたとき、1つ目は考えていましたが、2つ目は予想していませんでした。

 

何が言いたいかというと医療費は多めに考えておく必要があるということ。高額療養費制度があるじゃないかと言われるかもしれませんが、年々負担が増えているんですよね。

 

家計調査によると、高齢無職世帯の保健医療費は月1万4947円(2016年)ですが、2012年と(1万2338円)比べるとたった4年で21.1%増えていますね。消費増税の影響もあるでしょうが。入院などしたら高額療養費制度を使っても最低月2万4600円はかかりますが、これも今後上がっていくでしょう。

 

何度も言います。人より早めにリタイアしたいなら、まず健康であること。健康に不安があるなら、できる限り会社の健康保険を使って治療をしてから辞めましょうw そうでないなら医療用予備費を少しは考慮しましょう。下流老人への転落は想定外の医療費負担からというのが多いらしいし。