今日は「体験から学ぶ」お話。
今年小学校2年生になった三姫。
前日から準備バッチリの
お姉ちゃんズとはちょっと違い
時間割は行く間際。
下手すると宿題も行く間際(笑)
小6の二姫は「ちゃんとしたい」派。
に加えて今年は登校班の班長さん。
責任感の強い彼女は
「遅刻なんてありえない」。(笑)
二姫が出発する時間に
まだ準備をしている三姫。
なんやかんや言いながら
心優しい二姫は三姫が間に合うように
朝から準備を手伝ったり声をかけたり…
それでも急がない三姫を見るに見兼ねて
「三姫ちゃん、ちゃんと準備しといてよ。
ホンマに置いていくで」と二姫。
その言葉に対して
「別にいいし。ほっといて」
なんて強気の三姫。
そんなやり取りを数日間?数週間?
見守ってたんやけど
どんどんヒートアップしている気がする。
ちょっと気になったので
落ち着いたタイミングで二姫と相談。
責任感強くて優しい二姫は
やはり妹を置いていけない
=
遅いとイライラする
ってなってたことがわかり
「みんなで約束してる時間になったら
行っても大丈夫やで。」
「きっと三姫ももう二年生やし
一人で安全に学校まで行けると思うから」
と私の意見を伝えた。
☝︎この相談をしてから
「早くして」とせかしたり
準備を手伝ったりが減った二姫。
その数日後。
二姫はいつも通り出発。
いつも以上にスピードダウンで
もはや間に合わす気がないように
見える三姫の様子。
間に合わないことにイライラしながら
準備をしてる三姫を見守る。
そんな中、刻々と時間は過ぎ
三姫が家を出たのは集合時間の6分後。
本来は7:30集合。7:35になったら
揃ってなくても出発することになってる。
どうなるかなぁ…とは思いつつ
いつも通り「いってらっしゃい」と見送った。
数分後…
三姫が泣きながら帰ってきた。
どうやら集合場所に誰もいなくて
ビックリして帰ってきたみたいw
「先行っていいし」って
いつも言ってたけど
ホンマに行ってしまうとは
想像してなかったんやろね(笑)
言いたいことはいっぱいあったけど
とりあえずギュっと抱きしめて
泣き止むのを待った。
末っ子2年生が
重たいランリュックを背負って
泣いてる様子を見た時は
「車で送ってあげたいなぁ」
って一瞬思ったよ\(//∇//)\
でも。
二姫もきっと勇気を出して
置いていく決断をしたはず。
せっかくの体験のチャンスを
私が奪ってはいけない。
三姫の力を信じよう。
そう決意した。
泣きやんで落ち着いたとこで
「どうする?学校行く?」って聞くと
「行く。」と三姫。
「三姫ちゃん。今からやったら
ゆっくり落ち着いて歩いて行っても
学校に間に合うから大丈夫。
お母さん、学校までは送れないけど…
公園(集合場所)までなら
一緒に行けるけど、どうする?」
って聞くと
「公園まで一緒に行ってほしい。」
ということで公園までお見送り。
公園でタッチした後
何回も振り返りながら歩き始めた三姫。
涙をぬぐいながら
一人で歩いていく姿を見送るのは
思ってたより勇気がいった。
「なにかあったらどうしよう…」
ってことも一瞬頭をよぎったよ。
でも、なにかあったとしても
そのことすら全部引き受ける覚悟で
「三姫を信じる」ことを選んだ。
学校が始まる時間になって
電話がかかってこなかったので
「ちゃんと到着できたんやな」
ってちょっと安心した。(笑)
帰ってきてから話を聞いたら…
二姫はやっぱり心配やったみたいで
靴箱当番の仕事をしながら
三姫の到着を待っててくれたらしい。
「二姫ちゃんが下駄箱のとこで
ギューってしてくれた」
って嬉しそうに話してくれた。
それ以外にも
「〇〇先生がどうしたん?って聞いてくれて
間に合わなくて一人で来たこと話したら
大丈夫やでって言ってくれた。」と三姫。
「今日妹さん元気ないけど
何かあった?って〇〇先生に聞かれた」
って二姫も言ってた。
この子らはなんていい先生たちに
恵まれてるんやろ…って
この一件でますます
学校への安心感が高まった
ホッとする話を聞かせてもらった後は
三姫と相談タイム
これからどうしたいと思ってるのか
そのためになにができそうか
なにかお手伝いできることはあるか
一緒に話し合ってみたよ
そしてその次の日。
何も言ってないし手伝ってないのに
二姫と同じタイミングで
玄関で靴を履いている三姫
嬉しそうにお姉ちゃんと一緒に
出発して学校に行きました
百聞は一見にしかず…というか
やっぱり体験に勝るものはない。
って改めて思ったよ\(//∇//)\
失敗させないように
傷つかないように
転ばないように…
手や口を出す方が断然楽やけど
忙しくなるし
イライラするし
子どもとの関係は悪くなるし…
けっこう疲れるよね
こどもを信じる
こどもに任せる
こどもの体験を奪わない
子育て法、おすすめです♡(笑)
あ、ちなみにこれ
子育てじゃなくても
全ての人間関係で使えるよ
幸せへのカギは“明るくていい気分”
ココロときめく一日になりますように
しずか