友達の子どもが亡くなった。

 

彼女とは知り合ってから

1年ちょっとしか経ってないけど

 

一緒に心理学の勉強をしたり

心の話をたくさんしたせいか

心の距離が近い…そんな感覚。

 

そんな友達の子どもが亡くなった。

 

 

 

私自身「死」についての

捉え方が変わってるのかもしれない。

 

「死」=「無」ではなく

 

この世界で身に着けている

着ぐるみを脱ぐ時、だと思ってる。

 

魂は生き続けるって信じてる。

 

それにどんなタイミングであっても

本人が選んだ時にしか

この世界の着ぐるみは脱げない

って思ってる。

 

自分が着ぐるみを脱いだ時は

お墓はもちろんいらないし

お葬式じゃなくて

どうせやるなら

同窓会みたいな集まりにしてほしいね

って旦那と話したりしてる。

 

 

頭ではそう思ってるし

心からそう信じてる。

 

 

でもね。

 

昨日その友達から連絡が来て

返信する時に

言葉が出てこなかった。

 

正確に言うと

言葉は出てきたけど

「とは言っても…」

「わかってるやろけど…」

という想いが出てきて

打ったLINEの文章も全部消した。

 

 

だって。

 

 

私は自分の子どもを亡くした

経験がない。

 

そんな私がどう頑張っても

彼女の気持ちがわかるわけない。

 

想像はできるかもしれないけど

あくまで机上の空論。

 

そう思った時に

伝えられる言葉がなかった。

 

 

私に伝えられるのは

「いつでも話聞くからね」

という言葉だけだった。

 

 

でもね。

 

何の効果もないかもしれないけど。

 

いや…本当は

めっちゃ効果あると思ってるけど。

 

この出来事がいつか

その友達のチカラになるって

信じることはできる。

 

だって彼女にとって必要じゃないことは

起きるはずがないから。

 

そう私が心から信じることが

そして

彼女の未来をイメージすることが

今の私にできること。

 

 

 

こういう状況の時に

「悲しさ」に合わせるっていうのが

日本での礼儀というか風習。

 

喪に服すっていう言葉もあるしね。

 

もちろん「悲しい」は

いっぱいいっぱい感じたけど

私自身が必要以上に

そこに居続ける必要はない。

 

だって。

 

私は彼女のチカラになりたいから。

誰かの力になりたいなら

自分自身がいい状態じゃないと

何の力にもなれない。

 

 

それに

いつ誰に何が起きるかなんて

誰にもわからない。

 

だからこそ

その親子が教えてくれた

「当たり前に感謝」して

一瞬一瞬をもっと丁寧に

生きようと思った。

 

 

大切なことを

命をかけて教えてくれた

友達親子。

 

本当に本当にありがとう。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


本当は。

 

この記事は心の中に

留めておこうと思った。

自分の気持ちを整理するために

書いた記事だった。

 

 

そう思いながら

その子のお別れ会に参加した。


 

形式ばった式はなくて

いつものお家の

いつものお布団に

いつも通り寝ている周りに

いつも通りの服装で

たくさんの家族やお友達が

会いにきてくれる感じ。

 

お父さんもお母さんも

時々涙を浮かべることはあっても

おだやかにみんなと話してて

 

すごく優しくてあったかくて

素敵なお別れ会やった。

 

うちの三姫と同じ年に生まれた彼は

そんな優しさいっぱいの空間の真ん中で

幸せそうに眠ってた。

 

 

その雰囲気を感じながら

彼女と話した時に

「この出来事で感じたこと

ブログに書いてもいいかな?」

って聞いてる自分がいた。

 

そしたらね。

 

「ぜひ!書いてもらえたら嬉しい!」

って彼女は伝えてくれた。

 

 

「死」に対する想いって

人によって全然違うし

 

下手したら怒られちゃいそうな

内容も書いてるかもしれないので

シェアするのはちょっと怖かった。

 

 

でも彼女の想いを聞いてるうちに

そんな怖さはどこかへ吹き飛んだ。

 

自分の出来事として

受け止めるだけでもツライ状況なのに

この経験が誰かの役に立てば…

そんな風に捉えられる

愛の溢れる彼女。

 

その彼女の愛を受けて

この記事をシェアすることにしました。

 

本当にたくさんの学びと大きな愛をくれた

彼女と彼に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

本当に本当にありがとう。

 

 

 

いつも心に留めて起きたくて

毎回ブログに書いてるこの言葉。

 

「幸せへのカギは“明るくていい気分”

ココロときめく一日になりますように」

 

 

でもね。


 

悲しい時は思いっきり泣こう。

どんな感情も「大丈夫だよ」って

受け入れてあげよう。

 

無理せず我慢せず

一歩ずつ進んでいこう。

 

そのためにも

しんどい時は遠慮せず

堂々と立ち止まろう。

 

安心して。

 

この瞬間もきっと

「よかったこと」になる

幸せな未来に繋がってるから。

 

私はあなたの味方です。

 

 

 

しずか