昨日は一姫の10歳のお誕生日
長かったようなあっという間だったような10年間。
振り返ってみると
私、よく頑張ったなぁって思う笑
一姫が一人っ子状態の時は
イライラしたことも怒ったこともなかった私。
それが
こどもが2人に増えて
パパの仕事が忙しくなって
料理洗濯掃除、すべての家事を一人でこなし
2歳と0歳の子どもを育ててた。
当時は「良い母親」「素敵な子育て」を目指していた私。
子どもが食べるものはほぼ手作り。
TVは良くないと聞き、リビングから撤去。
子育て勉強会にもいっぱい参加し
2歳から包丁持たせて料理を教えたり
毎日公園に連れて行ってた。
寝る前には絵本を読んで子守唄を歌い
20時までには完全就寝。
家事も育児も得意なパパがいるのに
「仕事が忙しそうやから」と
「手伝って」の一言が言えずに
一人で勝手に限界感じて
子ども連れて実家に帰ったこともあった。
「完璧」を目指しちゃうと
そこからずれた時にイライラする。
「怒ってはいけない」って思ってるけど
我慢できずに怒っちゃって罪悪感
の繰り返し。
たしかに「良い子育て」をしてたかもしれんけど
私もパパも子どももしんどかったやろなーって思う
10年かけてたどり着いたのは
「わたしのご機嫌が最優先♡」の子育て
10年というか、ここ半年ほどで急変。笑
結果
ごはんは食べたい分だけ食べてお残しOK♡
寝たい時間に各自寝る♡
TVもお好きにどうぞ♡
かなりゆるゆるで自由な感じになりました
もちろんまだまだ制限があって
イラっとすることもあるけど
例えイラっとしても自分を責めない♡
前はずっと家にいて完璧に家事と育児をこなしているお母さんだったはずが。
気が付けば
家事も育児も気が向いた時だけ
行きたいところがあればすぐいなくなる
いつ帰ってくるのかわからない笑
自由気ままなお母さんになっちゃいました
でね。
こうなるともう「お母さん」じゃない笑
一姫の誕生日が近づくにつれ
もう「お母さん」やめよっかなー。と話していた私。
この前も親子遠足で
3歳の三姫と私の話を聞いたママ友が
「なんか、会話が面白い…友達みたい!」
って爆笑してるのを見てふと思い返すと
最近のパパや子どもとの会話も
「お母さん要素0」
普段の生活を思い出しても
母親らしいこと何もしてない…
子どもたちは自分のことは自分でするし
三姫のお世話は一姫&二姫がしてくれる。
そして3歳半になった三姫も
色んなことが自分でできるように。
昨日は一姫が
「最近三姫ちゃん自分で洗えるようになったから
お風呂入れるの楽になったわ~」
ってつぶやいてました笑
それどころか
子どもたちに助けてもらったり
手伝ってもらったり
勇気づけてもらったり
応援してもらったり
そんなことばっかりしてもらってる
ほら、やっぱり「お母さん」じゃない。笑
そこでふとひらめいた!
パパに
「お母さんやと思うからさ、なんかやることやってへんっぽく感じてなんか嫌やし、お母さんやめるわ!大学生くらいの子どもが一人増えたと思って♡そう思うとさ、たまに子守りや家事してくれるお姉ちゃんって、めっちゃありがたい存在になるやん♡」
って話したら
「大学生っていうより不良中学生やけどな」
って笑われたけど…
我ながらいい提案!
一姫に話してみたら
「それいいやん!
一姫、お姉ちゃんほしかってん♡」
って喜んでくれた
ということで…
「お母さん」卒業します笑
常識的にはありえへんこと言ってるかもしれんけど
世間的で言われる「理想の母親像」を手放して
「自分の気持ち」を最優先した結果。
良い母親じゃなくなって
責任感もなくなって
子どもたち預けて
お金いっぱい使って(笑)
周りにいっぱい迷惑かけるようになっちゃったけど
今までで一番娘たちのことが可愛くて大好き
一緒にいる時間は少なくなったけど
一緒にいる時は心から楽しめるようになった
そしてこんな「母親失格」の私を
あたたかく見守ってくれるパパや娘
じぃじばぁばや助けてくれる人たちに
感謝の気持ちが止まらない
今まで生きてきた中で今が一番幸せ
ってことで今日から三人の「お姉ちゃん♡」笑
年齢的に厚かましいというクレームは受け付けません笑
私の中ではこれも新たな実験
心境の変化があるのかないのか
楽しみだ~