【原題】Piercing
【製作国】アメリカ
【製作年】2018年
【上映時間】81分
【監督】ニコラス・ペッシェ
【脚本】ニコラス・ペッシェ
【原作】村上龍
【出演】クリストファー・アボット、ミア・ワシコウスカ、ライア・コスタ
殺人の衝動を抑えられない男が刺殺目的で呼んだ娼婦もやばい奴だった。。。
やばい奴らのやばい行動をスタイリッシュに撮った一作。衣装やインテリアも印象に残る。シリアスな内容だが、痛々しく撮らず、笑いたくなる要素を巧みに織り込んだ脚本がいい。原作を読んでいないのでわからないが、原作もそういうテイストなのか?
ニコラス・ペッシェ監督は次に純ホラー映画「ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷」を撮って残念な出来だったが、「ピアッシング」はシリアスでありながら可笑しみがあるという別の作風で楽しませてくれた。色んな引き出しのある監督のようなので、「ピアッシング」の前に取った「The Eyes of My Mother」が見てみたい。